しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

ドイツの教育制度。英語、スキー

今日はしまお14歳のテストがありまして、
昨日の夜に若干手伝いをしましたが、結果がたのしみなしましまです。

ドイツの教育制度にそもそも興味があるので現地校に通ってるわけですが
本当に日々ネタの宝庫です。

なんとしましまと一緒に勉強したかいがあって
結構いいものが書けたそうです。それはよかった!

実はしましま毎週末子供らに数学と国語を教え、
長期休みのたびにほかの教科を徹底的に教えまくるという状態でいますが、

実はドイツ語の教科も手広く教えてます。
すごくないっすか!この広く浅い知識の泉!

物理とかも普通に教えてますYO!
中学レベルならドイツ語でも結構イケるところがポイントですね。
真面目な学生でよかった。
もちろんドイツ語もできてよかったですがね。

で、しましまが教えると好成績を取るので
しまお12歳はいつもしましまに直前のチェックをお願いしてきます。

今回はしまお14歳が英語のテストでしましまの助けが必要だったので
思いっきり教えました。

ちなみに、ドイツの14歳の英語のテストはどんなのかというと、
1時間の間に、
リスニング10分、
リーディング10分(でもしまお14歳は1分で読み終わり5分位で回答を書いたので
即作文へ)
英作文30分

日本の英語のテストみたいに穴埋めとかじゃないですから!
回答は結構フリー。

英作文は、テーマが2個あってどちらかを選択。
今回は、
「学校が9時始まり。賛成か反対か」
スマホタブレットを子供が使う時に時間制限を設ける。賛成か反対か。」

しまお14歳はスマホのほうを選択。

事前にしましまが言っていた、「狭い世界でグダグダ書くのではなく、経済的、社会的等世界規模での視野で理由付けせよ&お偉いさんの引用を入れると尚良し」
という言いつけをしっかり守りまして
ものすごいいいものが書けたそうです。

ちなみに奴お気に入りのスティーブ・ジョブズのネタ、自分自身の子供には実はiPadを与えていなかったというのを書いたそうで、ご満悦でした。
ただ、中学2年で30分以内にいきなりでたお題について、
賛成意見3個、反対意見3個を書いたうえで、自分の意見を書くというのは
結構いい外国語教育なのではないでしょうか?


それと、スキー旅行のおもしろネタ。
来年にしまお14歳は学年でバスでスキーに行くのですが
120人位で行くと必ず3人位怪我をするので覚悟するようにと
保護者会で言われたのもすごいですが、
さらにその先がもっとすごいドイツ。

なんと、学年120人の中から30人だけ、
応急処置の講習会を受けるそうで、
しまお14歳はもちろん応募しましたが、応募者多数の場合は抽選となります。
で、選ばれし者だけが、公的な講習会を受けて
そこで応急処置を覚え、怪我をした子に対して、スキー場で応急処置に当たるという趣旨。

これってすごくないですか?!
これがもし日本だったら、絶対に怪我のないように系の内容となりますが
怪我をするのが当たり前という状況で
保健の先生とか看護婦を連れて行かずに
子供だけでなんとかしようとするその姿勢!
こういうの結構好きなので、ドイツの教育制度は満足してます。

テストもそうですが、穴埋めとか、◯字以内で書き出せとか、
年号暗記とか、そういうのはもうやめたほうがいい気がしますネ。
お題を与えてたくさん書かせたほうがいい気がします。
先生もそのほうが採点をつけやすいのではないかと推測。