しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

海外での子供の日本語教育。それも自力編

どうも!教育にはなるべく金をかけない主義しましまです♪

秋休みが始まって自分の時間が一切なくなってしまい
毎日1時間くらい弾いていたギターが2曲くらいしか弾けない今日この頃。
やっぱり夜も弾けるエレキが欲しいッスね。
と言いつついきなり一本目にいいエレキを買いたいので来年にしようかななんて思ってます。
やっぱり高級品はまず壊れない&音がいいので
知識のないままにエレキを買いたくないもんで
来年ゆっくり検討し、またもやエレキショップに通いづめになろうかと計画中。


さて、前のブログでしまおらの教育についていろいろ書いたのですが
質問コメントを頂いたのでこの場で書きなぐろうと思ってます♪

しましま方式、海外での子供の日本語教育、それも無所属という状態で!

基本的に幼児と小学生と中学生はまるっきり違うので
幼児は真似しないでね♪

まず教科書類。
これは駐在していると大使館から無料でゲットできます。
ただし日本人学校や補習校に通っている人はそこでもらえるので
とにかく無所属で駐在している人間に限る。

多分ハーフの子はもらえない気がします。
なぜなら国籍が日本じゃないから。
ってことで、日本人で駐在に来ていて無所属の場合のみ適応ッス。

と言いつつもちろん購入も可能みたいです。
でもうちは去年の分などは全て捨てているので
きっと声をかければ誰かからもらえるはず♪

ということで教科書さえそろえばあとはこっちのもんです!

いつも書いてますがしまおらは小6、中1で
日本人学校や補習校にはいかずに現地校オンリーでやってます。
ってことで平日はドイツの現地校に行き宿題をしたりサッカーをしたりして過ごし
土日はサッカーの試合があったりして、
通常は土日のどちらかに2時間くらい算数と国語を教えてます。

その他教科、家庭科や音楽、歴史や生物、保健などなどは
ヨーロッパにありがちな2週間休みというのがあるのでその時だけ限定で
集中的に行ってます。

それも時間割など一切作らずに1日2-3時間、1冊単位で行うのがポイント。

とりあえず家庭科とか音楽などソッコーで終わるものを終わらせてしまうのもポイント。

習字ももちろんやってます!

歴史はとっくに終わりましたが、手ごわいのが歴史と理科で、
やっぱりこれこそじっくり取り組みたいもんです。

で、歴史も理科もとりあえず音読(なぜなら国語を音読させてないので)
一緒に付き添って聞いて、発音など訂正したり
見開き2ページでまとまってるのが日本の教科書の特徴なので

「で、どういうこと?」等抽象的に質問して理解してるか確認したところで
自分の意見を言わせるのもポイント。

今日はしまお13歳の中1の生物をしましたが、
火山の特徴とかそういうのをやっていて
「住むならどっちの火山がいいか」とかそういうのを聞くといい感じで答えてくれます!

多分女子と男子の教え方は違うと思いますが
男子の場合国語の音読なんてかったるくてやってられねぇ的な感じなので
黙読1度で終了!
その代り歴史と理科は音読させると嫌がらずに音読するので
音読嫌いな子にはこの方法がおススメだぜ!

それと、算数はまあ二人とも得意なので特に教えなくてもスラスラ理解しますが
国語に至っては、日本の国語という教科の問題の出し方(筆者はどう思ったのか等)がものすごく嫌いなので
一応現代文対応型のコツなどは教えてますが(ウォーリーを探せ的なのが国語だぜと教えてます)
基本的に「この作品は好きか嫌いか」「いい作者なのかどうかお前はどう思うのか」「泣けたポイントはどこか」「これを読んで今後何に活かせるか」っていうことをディスカッションして終了です。

・・・・はっきり言って思いっきりこういう感じの自分で編み出した方法で
小学2年と3年の時から教えて4年経ちますが
漢字だけはイマイチ書けませんがその他はしっかり育ってます!

本当は漢字も徹底的に書かせればいいのですが
ドイツに来てあまりにドイツ語の学校がハードすぎて漢字を捨てました。。。。。
またしましま自身も漢字さえなければ日本語は完璧!と思っている人間なので
漢字があまりうまくかけないけれど読めて理解できればOK、
漢字を見てなんとなく意味が解ればOK,
そして漢字ができなくても英語とドイツ語がこんなにできるからいいじゃんという感じです。
何かを得るには何かを捨てないとということで、漢字を捨て去りました。

もし海外で子供に自力教育をと考えている方、
漢字と国語に集中してもいいのですが、
もし漢字を捨てた場合その分その国の単語を一つでも覚えた方が楽だし
国語の音読を繰り返し繰り返しするなら、たくさん本を買ってあげてどんどん読ませる法式にした方が読める子にはなります。

おかげでしまお13歳は東野圭吾の本は何冊も読破するような子になりました。
しまお11歳は本大っ嫌い人間ですが、ことわざ辞典とか読み物系ではないのが好きなタイプなんでそういうのは普通に読んでます。
漢字というのは海外だと苦行でしかないので、あきらめも肝心ッスね♪

無論、受験をする人は別です。
しましまは受験はさせないんでこういう感じです。
まあこういう人もいるんだ!ってことで是非ご参考に♪

それと!ドイツ人の知り合いで子供にドリルをさせている人がいますが
子供が一人で机に向かってドリルをしても単なる暗記でしかないため
本気で記憶に定着させたいなら親子で教科書を持ってディスカッションに限る!
しかも率先して説明しつつも、まとめの段階に入ってバカなふりをすると子供が自ら説明しだしてくれるという。。。

海外でも日本でも「うちはこんな風にやってるYO」というのがあったら是非コメントを!