しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

帰国子女。高校受験について、その3。学校便覧

どうも!しまお14歳(中2)の高校受験が異様に気になる今日このごろで 海外子女教育財団から帰国子女用の学校便覧を取り寄せたしましまでございます。

はっきり言っていろんな人のブログを見ても こういう具体的な内容ってタブーなのか極秘なのかわかりませんが 皆さん載せてないですよね。

日本にいて日本の中学に通って高校を受験する人の立場は 自分がかつてそうだったのでものすごく理解してます。 手順も苦労も何もかも。

東京都は激戦区で、私立の方が公立よりもレベルが上っぽい感がありますが しましまがいた地方だと、公立のほうがレベルが上なイメージがあり 公立に落ちたら金がかかるけど仕方がないから私立って感じですね。

って言う過去の経験&今もそうっぽいですが 日本はこんな感じで動いてますね。

で、自分の子供がまさかの帰国子女カテゴリーということで焦るしましま。

焦ってオンライン購入した学校便覧がソッコーで届きまして しまお14歳と一緒に読みましたが、いやあ参考になる!

3333円というふざけた金額ですが 海外から注文すると4900円という不幸系ナンバーがオシャレ。

まあそれはさておき、会社四季報みたいなこぶりな冊子ですが とにかくこの便覧は良くできてます! 久々に読み応えのある書物を読んでる感がありますね。

カテゴリーがあって、 小学校、中学校、私立高校、公立高校、高専、通信高校、インター系、大学 という風にわかれてます。 それも県別で北海道から帰国子女受け入れ校が全部載ってます。

面白かったのが、通信高校。 受験者数と合格者数が全く一緒なので 何かあったらここか?NHK学園??とか考えてしまいますね♪

まあこれは最悪の事態としてですが、 いろいろ見てみまして、衝撃の事実が判明しました。

これはおおやけにしていいのか?そう思いますが 書いてしまいます。

なんと、帰国子女でも公立高校に入れます! それもかなり配慮のある受験科目とか受験自体がない県もあったり とにかく公立高校は帰国子女にゆるいことが判明です!

県によって受け入れ校を指定しているところもあるし 全学校で受け入れ可能だったり、 はたまた、各校3名くらいまでとか、人数だけ適当な感じで書いてあったりとか、 面接も、場合によっては英語を話してもらうこともあるとか、 ツッコミどころ満載の内容。

多分帰国子女というブランド?で地方の田舎高校なら余裕で入れるくさい、 と思ってしまいました。 それも、日本人学校に入り直して中学卒業資格をとるひつようも一切なく 現地校9年生を卒業見込みまたは、それと同等の学力が認められた場合という ここも意外に適当な掟が定められており、 こんな穴だらけの規定でいいの??と思ってしまいますが、 確実に自分に都合がいい穴なので放置します!

ってことで、公立の場合作文と面接くらいで入れるみたいで 私立しか考えてなかったので、一気に可能性が広がってしまい ある意味大変ですがかなりほっとしてます。

そうなると将来的にどうするかを考えたほうが良さそうで、 例えば私立の有名大学の付属高校なんて行ったりすると その有名大学にエスカレーター式で入学できるそうで 名門大学出身というエリートコースが楽勝で手に入るわけですが、 実際にその有名大学に入ったところで将来楽しいのか?しまおらが楽しめるのか? ということを考えると、 結構考えさせられます。

確かに有名大学に入るといろいろ便利です。 学歴ってやっぱり大切ですから。

でも学歴も大切ですが、本当にその大学に行きたいのかってのを 今から考えておかないとエスカレーター式も恐ろしいっすよね。 そして私立の高校&大学で金がかかるっつーの!

ってことで、高校は楽勝でどこかに入れそうだと判明したので (最悪、NHK学園) この冬の課題として高校を卒業したらどういう進路にしたいのか 大学に行きたいのかなどなど話し合って決めたいと思います。

しましま的にはドイツ語とか英語を活かせる私立高校も魅力ではありますが 海外の大学に行きたい場合は今のうちに日本の高校生活を日本文化にどっぷり漬かってエンジョイし、ドイツ語とか英語を忘れるくらい日本語を話しまくってもらいたい、 そう思ってます。 だって日本人ですから!

しましまが高校生の時に、帰国子女だった男子が同じクラスにいまして こいつはすごい!といつも思って軽く尊敬してました。 英語がペラなのに英語の辞書が閉じないくらい英語を勉強していて どこかのいい日本の大学に合格してましたが、 今思えば、この男子も帰国子女受験で楽して入ったっぽい?と思ったり。。。。

でも、こうやって進路のことを親子で一緒に考えられるっていいですね。 (って、まだ考えてませんが!) しましまなんて昭和生まれなもので、親と一緒に進路を考えずに 自分でほぼ考えたので、しまおらがうらやましい限りです。

そして長男のしまお14歳はいいとして、 しまお12歳が若干問題。

こいつはとにかく上がなんとか道を開くから適当についていく派なので 多分後で相当困ることになるはず。 ってことで今まではしまお14歳の進路のことだけを考えてましたが 年子のこいつのことも同時進行で考えないとと今思いつきました。

なんだか帰国子女受験というのも、 帰国してから日本に滞在している年数も決め手みたいで 何年以上過ぎると無効とかそういう制度があって 仮にその制度に引っかかったとしたらしまお12歳はまさかの一般受験(笑) という可能性も出てきます。

↑ まあそうなったらそうなったで受けてもらって 地獄を見てもらいたいですね。

ってことでしましまの中では安い公立校で しまお14歳にあったところがいいななんて思ってますね。 例えばサッカーが強いところなんて結構いいんじゃないでしょうか? それも共学高校で女子マネージャーが複数いるサッカー部だったら しましまもユニフォーム洗濯をせずに楽、 しまおらも女子マネージャーと付き合えてエンジョイハイスクールライフということで なんだかすごく楽しそうです♪

追加 公立高校の場合は編入出来る学校はほんの数校のみで 基本的に1月から3月くらいまでに受験(面接とか)をして 4月に入学という形です。

高校1年の4月を過ぎた場合のリアル編入の場合は 私立しかない、って感じです。