しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

子育ての悩み(中学生、反抗期編)

ようやく学校が終わってホッとするどころか
ストレス大魔王のしましまです。

世の中うまくいかないことだらけですね。
いばらの道だぜ、人生は!

昨日無事終業式をし、
しまお10歳は劇の主役を無時に終え、
しまお12歳もアドリブでヘディングの技も加えたジャグリングもうまく行き
サンタの格好をした校長からの菓子類をゲットし
楽しく帰宅してきました。

その後しまお12歳が所属する地元サッカー部のクリスマス会があって
遠方のサーキット場まで(スロットカーレーシング)行ってきたのですが、
出発前、道中で、帰宅後、っていうかここ1年ずっとですが
しまお12歳(チン毛が生え筋肉ムキムキの反抗期の小6。でもドイツだと中2)の態度に
あまりにも腹立たしくてキレてしまい

色々あって、今日から自立してもらうことにしました♪

もう注意もしないし何も関心も持たないようにして
適当な会話だけをして、あとは全部自分で自己責任でやってもらうという方向性で♪

部屋は汚い、矯正器具してるのに磨かない、頭ぼさぼさ、
物忘れも激しく、時間にルーズ。
物もよくなくし、今までにGショックという腕時計、ipodという音楽を聴く機械、
そして先日は携帯もなくし、
現在、携帯と時計のないレトロな人生を送っているようです。

注意しても聞かないので、もう注意することをやめたしましま。

先ほど手書きの手紙を書きましたが
「これからの人生、自分のことは自分で行ってください」というくそでかい字の下に
部活の道具、学校の道具、歯科矯正についてなどなどの副題を加えて詳細を書きましたが
基本全部自分で管理してもらう方向にしました。

しかし反抗期って人によって動きが様々ですが
チン毛の生えてなかったあの頃は本当に純粋でかわいかったし
親の言うことは聞いていたし、何よりにおいがしなかった!

とにかく言っても聞かない、何考えているのか不明、
何か言うと貝に変身するというしまお12歳。

育児って小さいと大変だとよく言いますが
それは間違っているぜ!
むしろ小さい子の駄々こねなんてかわいいもんです。屁です、屁!

それに比べくさくてマッチョなチン毛野郎が
居候の身でありながら、トイレを汚し、元の位置に戻すという行為をせず
食うだけ食って寝てうんこをし反抗するOR貝!

でも、人って変われないんですよね。
チン毛が生えた時点で多分もう他人なんだなと強く感じます。
他人を変えることはできない場合、やっぱり自分が変わらないといけないわけで、
放置プレイを心掛けていきたいと思ってます。

で、昨日はあまりにもムカついて新聞を開いたところ、
先日ドイツで行方不明になっていた17歳のまるこくん(男です!)が
死体となって発見された記事を発見。
深夜のパーティー帰りでの溺死です。

また、次のページには、ドイツにいる育児放棄をされている子がかなり多いという記事。

こうやってこういう育児が嫌だと思っている時に限ってこういう記事が出てくると
ある意味運命というか、まあ、深夜パーティーに行かないような
でも行ったとしても泥酔とかドラッグとかしないようにだけ注意していきたいもんです。

一応本人、しましまが書いた手紙を一緒に読み、深く納得していた模様。
ポイントとして、あと数年後に一人で暮らすんだから、
この際だから今から自立しろということも言っておきました。

いつも予定などは口頭で伝えてましたが
今日から全部カレンダーに書いておいて、自分の予定は自分で見てスケジュールを管理してもらい
しましまの助けが必要なら事前にお願いしておけば動くよ的に取り決めました。

ということで子供の終業式とともにしましまも子育て卒業式?なんでしょうかねぇ。

しまお12歳、日本人のくせにドイツでも負けてないくらい身長が高くて
毎日めきめき伸びてます。
もうしましま数日前は同じだったのに越されました!
ってことは160cm位あるみたいです。

まあいつまでも子供じゃなくてもう大人ですねWithチン毛。

確かにある意味昔からクールで大人っぽいタイプの人だったので
ようやくこれでこのチン毛野郎も自由を得た?(でも責任重大)のかもしれません。

それと、生活態度ができていないことでこうなりましたが
もちろん携帯も時計も、当然買い与えず、
小遣いもナシ、ゲームもマンガも禁止中。

「生活態度が改まったら解禁なのか?」と聞かれましたが
「約束の守れない人間は信頼できないから答えられない」というしましまの返答。

超冷たい冷酷鬼母ですが、
やっぱりものを持ちすぎているから管理できないというのもある気がしてます。
人と比べてキャパシティーの少ない人間は、人よりも少ない物だけを管理して行かないとです。
管理能力がしっかりできてくれば、キャパシティーも増えていくんじゃないかなと思ってます。

ということでお年頃の青少年を育てているみなさん、
しましまの家ほどひどくないかもしれないし
ひどいかもしれませんが、
本当に青少年系育児はきついですよねーーー。
一体何のために生きてるのか、育てているのかと問いたくなりますが
まあ大人になっても成長しないといけないわけで
こうやって身近な人間との葛藤こそが人生の醍醐味なのかもしれません。


昨日のクリスマス会で行ったスロットカーレーシング。
12歳の子が20人程度いましたが、やっぱりみんなだらしない上にわがままで
似たり寄ったりですね。