しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

帰国子女編入試験について思うこと

どうも!ほぼ色々な準備が済みまして、あとは受験のみという段階に来てます。 まあ受験は人生の目標ではなく単なる通過点ですし 受かったからいい人間、落ちたからダメ人間というわけでもないし いい学校に受かったからいい人間というわけでもないです。

ただ、いい学校=いい教育=いい人間が入る確率は間違いなく高い という図式が成り立つわけで だからみんなこぞっていい学校に入れようとするわけですね。

帰国子女受験ってのは、4月入学と9月入学の二回あります。 本気でいい学校に入りたい場合は、 中1とか高1の4月受験をするのが基本らしいです。

その場合、あらゆる学校に5教科でも3教科でも受験することができる上に 帰国子女用の受験日まで設定されている始末なので 帰国子女にとって最適なのが4月でしょう。はっきり言ってチャンス多しです。

一方、9月入学の場合、編入試験をします。 編入試験なんてやっている学校はほぼないのですが 編入試験をしている学校と言うのは帰国子女の受け入れ体制バッチリなので リアルに海外で生活していて帰国子女として受け入れてもらいたい場合はとにかく便利。 ちょうど夏に海外の学校は学年が終わるので 現地校に通っている場合は最適な試験ですネ。

ちなみに帰国子女の定義は 1.親の仕事の都合で 2.1年以上(学校によっては2年以上)海外で生活してきた子 3.日本人学校でもインターでもOK

だそうです。

子供だけが海外に留学しても帰国子女とは言われないそうです。

母子留学で例えば5年間海外の現地校にいた子と 親の都合で1年間海外の日本人学校にいた子では 後者だけが帰国子女と言われるのですが、非常に不思議です。 また、親の仕事都合というのが優遇される=本人の意志を無視した会社都合の海外転勤が多い国Japan というのが浮き彫りとなりますね。

それはさておき、9月の帰国子女編入試験についてですが 募集枠が極めて少ないです。 基本的に若干名の募集です。

色々と過去のデータをみると はっきり言ってみんなが行きたい魅力的な学校は 合格者数若干名に対して、受験者数が最高8倍くらいあるケースが多いです。 熾烈なイス取りゲーム!

一方、確実にすべり止め系私立学校も存在していまして 大量に受けて大量に合格してるのに実際に入学した子数人とか そういうケースもあります。

編入試験は7月から8月上旬くらいまでありますが、 アメリカとかイギリス、または英語圏の現地校、インターの場合 7月には引っ越しをして日本にいることができるので 1ヶ月間ガッツリ全部の学校を受験することができます。 第一希望から滑り止めまで。

しかーーーし!しま家の場合、ドイツに詳しい方は知っているかと思いますが 州とイースターによって夏休みの開始時期が違ってまして、 今年のハンブルクは激遅で、7月下旬に学校が終わります。 今回は不利すぎる状況! 受験の神にすでに呪われているしまファミリー。。。

学校が終わるまで待ってたらどこも受験できないぜ2017夏!ということで、 一時帰国して受験してまたドイツに戻ってきます。 現地校への調整と説明が鬼のように大変でした。。。。

しかもこいつら、日本についた翌日から受験活動を開始するので 時差ボケで猛暑灼熱ジャパン。薄ら寒いドイツから夏の日本! 大丈夫なのかこいつらと思いますが まあこれも運命と言うか宿命。体温調節、汗腺開きまくって頑張ってもらいたいですね。

で、普通だったら行きたい学校を目指して受験勉強をし 行きたい学校と滑り止めを受験するわけですが

しま家の場合とんだ準備不足でして

しまおらが受験可能な科目がある学校(5教科NG)に 日本滞在期間に受験日がある学校だけに厳選して受験してきます。 行きたい学校とか滑り止めとかそういうのは完全スルー。 滞在日程に受験できる学校をテトリスのごとくきっちり詰め込みました!

はっきり言ってこいつらはどこの学校に行ってもしっかりやっていけると思ってます。 なぜなら、 英語よりも何倍も難しいドイツ語で現地校の授業を受けてきて しっかりいい成績をとれるようになってるので。

英語もドイツ語も映画も新聞も問題なく理解できるので 素晴らしく成長したと思ってます。 そして数学は二人共現地校ではぶっちぎりです。

ただ、日本語の力は当然通常教育を受けてきた人よりは下です。確実に! 感じの間違いも非常に多いです。 古文漢文、やってません♪

ということで確実に磨けば光るダイヤの原石だと思ってるんですが これって親ばかなんでしょうかねぇ。 どこの帰国子女の親も自分の子はすごいと思ってるのではないでしょうか。

とにかく海外で頑張ってきた帰国子女がこぞって受験するその若干名という枠。 選ばれるかどうかは当日の試験(書類も筆記も面接もあり)と学校次第ですが はっきり言ってしましまの今の心境としては 落とされたら、この学校、見る目がない学校だなと思いますし 受かったら、この学校、見る目がある学校だなと思いますネ。

↑すごい自信ww

自分でもいつも思ってました。特に就活の時は。 大量に受けたので大量に落ちましたが、しましまを落としてきた会社に対しては、 なんでしましまのことを落とすんだろう お前の目はふし穴か!と不思議でしょうがなかったです。

↑すごい自信ww

帰国子女編入って、普通の受験と違って、就職活動と似てる気がしてます。 事前に書類審査もあるし、その書類には自己PRをふんだんに書くわけです。 さらに成績表でも評価されますし 当日は面接でも評価されます。 これってまさに就職試験そのもの。

確かに成績がすごすぎるという出来過くん系エリートもたくさん存在すると思います。 そういうエリートたちと勝負するイス取りゲームなわけですが まあエリートがいたら不運ですね。運がなかったってことで! でもそんなに何人もエリートがいるとは思えません。

しかも年によって受験者数に変動があるみたいです。 2016年はかなり帰国子女編入試験を受験する受験者が多かったみたいですが 今年はどうなんでしょうか。

選ばれし者になれるかどうか、非常に楽しみです。

ちなみに受験校はしましまのセレクション、 期間が限られていたり重なっていたりしたために滑り止め校一切なしという崖っぷち状態。 受験自体は本人らの意志ですのでどこかに受かってくれたらいいなと思ってます。