しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

ドイツ語自宅で独学方法!

どうも!ドイツ語B2コースに通っているしましまです。

ドイツ語を独学したいという方が意外にたくさんいると思うので
これさえすれば独学全然可能♪の方法を書いてみますので
是非ご参考にしてほしいぜ!

ドイツの語学学校では基本的にドイツ語でしか書かれていない本を使うのですが
これはきわめて効果的だと思います。

日本語でドイツ語の説明がしてあるもの
英語でドイツ語の説明がしてあるものも実際にやってみましたが
B2レベルになった今、
若干「こんなドイツ語は違うだろ」というケースが多々ありビックリしてます。
要するに日本人やイギリス人がが好んで使いたい表現を強引にドイツ語にしているわけですが
そういう会話の流れがそもそもないというパターン。

色々テキストを買ったり図書館から借りたり
立ち読みしてきたのでほぼ全部のドイツ語教材は見ていて
メーカー別早押しクイズでも圧勝しそうな勢いなので
是非ともこの知識をこのブログで紹介し
ドイツ語学習で悩む方の参考になればいいなと思います。
自分も相当苦労したので。
無駄に苦労するなら単語を覚える方で苦労した方が効率的です。


基本的におススメはSchritte plusってテキストです。
全部で6まであって、
A1レベルが Schritte plus 1,2
A2レベルが Schritte plus 3,4
B1レベルが、Schritte plus 5,6

っていう感じになってます。

ドイツ語は単語だけ覚えても使い物にならず
しっかりした文法こそむしろ大事。
文法メインでついでに単語も覚える形がSchritte Plusシリーズでは可能です。


Integrationskursというのをとると
毎日4時間ぶっ続けでやるので、
1冊を1か月で終わらせます。
基本的に英語はとにかく話すことが大切な言語
丸暗記可能な言語ですが、
ドイツ語は話す前に問題を解きまくって文法を覚えてそれで話すことに意義がある言語で
丸暗記はほぼ不可能な言語なので
とにかく問題を解いて解いて解きまくれと言いたい!!

1冊に7チャプターあるので
1週間1,2チャプターをこなせばいい流れだと思います。

1冊の内容は、テキストと問題集になっていてCDもついていて
これだけでできるじゃん!と思いきや
これは学校の授業に出ている人だけに適応するわけで
自宅でこれを使って独学をしたいという方には
これだけでは不十分。

ってことでこのテキストには
先生用のテキスト(先生がどうやって教えるかが書いてある&問題集の答えが載ってる)と
別売りCDがあり、
別売りCDが何気に必要で、これを聞いてテキストの聞き取りのパートを聞いてテキストの問題を解いたりするわけです。

どれも20ユーロ以下くらいですが、たとえば自力で全部購入して頑張るという場合
生徒用の本、先生用の本、CDでしめて60ユーロとなるわけです。

それを6回繰り返すわけで
まあ、1,2か月で60ユーロの出費は学校に行くよりは相当安いので
アリだとは思います!!高いですが。


生徒用のテキストの中身:
基本的に7チャプター。
前半部分が教室で習う部分で主に聞き取り&読み物多し。カラー印刷。
はっきり言ってしっかりCDを聞いて全部音読すべしです。
学校に行くとほかの生徒が音読するのを聞いたりするわけですが
それを考えると、自分で音読した方がよっぽどいいので
学校で4時間授業を受けるなら、
独学で1,2時間やった方がマシ&進度も同等な気がしますネ。

後半部分は白黒ページで穴埋めなど問題集となってます。
これをしっかりやると相当力がつくのでおススメ!
いちいち辞書を引いてもいいのですが
個人的にはとっとと解いてみて、すぐさま答え合わせをし
答えで学ぶのをおすすめします。

またいちいち全部理解しようとせず、ほぼなんとなく的にこなし
どんどん進めてしまう方がいいでしょう。
なぜならトータル6冊もあるので。
また、最後の5と6である意味全部出てくるので
むしろ1から4はとっととおわすべし!

特徴として1から4までは段階的に強引に覚えさせることが多く
5と6で「じゃあ今まで教えてもらった文法はウソだったのか」という衝撃的な事実が起こるので
適度に覚える感じが本当におススメです。
実はB2コースをとっていても
B1で習ったあれはウソだったのか!という衝撃事態が発生してます。
一体いつになったら正式な文法が習えるんだろうと思っていたら
どうやらB2の2までやると全部終了のようです。恐ろしい言語です。

先生用テキストの中身:
こんなもの所有しているなんて相当マニアックですが
図書館がお近くにある方は是非レンタルで!
図書館がない方は購入がいいでしょう。
なぜなら、前半部分、いや7割くらいは先生の授業の進め方について書いてあり
超不毛ですが
後半部分には問題集の答えが載ってます。
また後半部分の前の方にはテスト問題もあるので
1チャプター終わるごとにこのテストをすると効果的。
実際しましまもやってました。(クラスで)

答えがあると本当に学ぶことが多く
語学学校はほぼ答え合わせで半分の時間がつぶれる感じだったので
自分でできるなんて素晴らしいことです。

これはCDがついていないのですがCDで言っていることが
一字一句記載してあります。便利!

付属CD:
生徒用テキストにもCDがついてますが
まあこれでもいいのですが、やっぱり先生用のCDこそ是非購入でしょう。

勉強の進め方:
まず先生用のCDを聞いて生徒用のテキストの順序通りに進めて
問題をしっかり解く。
チャプターの最後に単語集があるので
そこで日本語訳を調べて書きこみ、単数形と複数形を音読しながら書く。
また文法のまとめのページもあるので一応見ておいて
こういうことが言いたいのかと納得してテキストを学習すると効果的。

ノートにきれいにまとめたり
単語カードを作るくらいならそこにあるドイツ語の文をそのまま書き写す方がおススメ。
また「完全な日本語訳というものはないと思え」という意気込みで
そのまんまこういう状況の時はこんな風に言うのね的にとりあえず3割くらい理解し
納得してなくても、こんな単語とか前置詞しらねぇよと思っても
とにかくいちいち調べずに前に進むことがポイント。


例えば「店」「りんご」という単語を覚えさせるのに
普通だったら「店でリンゴを買います」という文を載せるべきなのに、
「じゃあ、とりあえず、ってなわけで、りんごを買いたいから店の前にいるんでよろしく」みたいな文をバンバン載せてくるのがSchrittePlusというかドイツの特徴。
だからいちいち全部調べてると1時間くらいあっという間に過ぎてしまいます。
あまり深いことは考えずにとにかく進める、解き進めるのがポイントです。
そういう意味では1か月1冊というのはアリだなと思いますね。
独学でも十分可能でしょう。



ってことを自分がIntegrationskursにいるときに誰かのブログに書いてあったらなと
本気で思います。
Integrationskursは相当きつかったので、是非是非ドイツに滞在中の方で
ドイツ語を学習している方で途方に暮れている方には
これを読んで適度に頑張ってもらいたいです♪