しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

ドイツの子供用健康診断の謎!!

ドイツと言っても州によって違いがありますが
しましまらの住む州では、
子供の健康診断ってのは、学校で毎年受けるものではなく、小児科で受けます。

それも、赤ちゃん時代(何回かは不明)
10歳ごろに1回。
12歳から15歳くらいに1回。
その後は不明。
しかし大人は2年に一度。
それも任意。代金は大人の場合は保険会社が負担し
子供の場合は一部のみ保険会社が負担。

任意なだけに多分大勢の人が受けないんだと思います。

で、こうして海外に駐在していると年に一度兼好診断を受けないといけないわけで
ロンドンだと日本人向けの人間ドックが日本語で受けられる施設が存在し
非常に便利でした。

ベルトコンベアー状態というか「まな板の鯉」というか
むしろそのシステムに「恋」ッスね。
日本最高!といつも思ってしまいました。手際もよければキメも細かすぎ!
「おもてなし」の国ッスね!

しましまとしまだんなは秋ごろに受けたのですが
いまだに請求書を請求しても「家で待て」と言われ届かずじまい。
検査の結果も言わないとプリントしてもらえずすごいありさまです。
本当は請求書はベーシックプランの場合支払い義務はないのですが
血液検査を希望したためこうなりました。

そして、10月に予約を入れた小児科で
ついに1月30日の昨日、子供の健康診断を受けに行きました。

予約を入れた日は家族4人で出向いて
カタコトながらも二人分入れたはずが、ふたを開けてみてびっくり
昨日行ったら一人分しか予約が入ってませんでした。ショック!!

さすがドイツです。

でしまお12歳の予約を入れたところ
何と5月です!!
是非今日、明日でもいいからできないか懇願しても
こういう専門的なものは3か月くらい先になるのがスタンダードと言われ

ドイツを感じますねこういうところに。
いやあ、ドイツです。

小児科についた瞬間に健康診断の二人の子の予約で来ましたと言い
すぐさま尿検査となり
「俺らいきなり言われて出るかどうか。。。。」といいつつ
2人ともあの巨大の尿カップ、ぶっとい頑丈なプラスチック製に尿を入れたものの
尿を入れた後に判明したしまお10歳のみという悲しい現実。

尿検査は、カップを渡され尿はトイレ内の尿置き場に置くのですが
しまお12歳はこんなに並々入れてしましまのところまで持ってきたのに
この気合の大量の尿、今回は使えないという失態。
尿だし損ですYO!

一方しまお10歳は、多分5cc以下の尿の量!!!

家を出る直前にトイレに行ったため
絞り出すようにして出した1センチ程度の尿(多分30cc程度)で
「まあこれでいいだろ」と思ったものの
自分の兄の9割以上入った尿を見せつけられ

「俺ももう少し絞り出せるかも!」という乳牛精神で
強く締めたカップを開けたら全部こぼしてしまい、
カップ内ゼロ滴という状況下で、強引に絞り出し、10滴程度という失態。

最近ことわざを覚えているしまお10歳が
「これじゃああぶはち取らずだよ」と言ってましたが
なんだか違うような。。。。。
一応アブは逃したものの小さい蜂は取った気がしますが。。。。

一応看護婦さんもこの量でOKと言われ、検査の結果も異状なし、
よかったです。

ちなみに検査は身長と体重を測り、目の検査は機械で行い
あとは聴力検査と血圧、目の検査。
問診票はものすごいものをしましまが記入してあとは医者とのトークと触診。。

こんな10分以内のもの、しまお12歳もついでに行えよ!と思うのですが
さすがドイツです。
これ程度の検査で5か月待ちです♪
でも「やるっきゃない」byたか子の精神で行きたいですね。

それと、しまお10歳が言ってましたが
目の検査は、3Dに見える白黒の紙を見せられ
片目ずつじゃなく両目で3回だけ行った模様!
見えるのは猫とかトラックとかだったらしい。

ということで視力は不明。見えるということは判明。

あと、笑えたのが問診票。
はいかいいえで答える質問が50個以上あり、非常に困難を極めました。
内容は「まだ親と一緒に寝てますか」とか「1つ30ユーロ以上の品物を万引きしたことがあるか」とか「手がキレイなのに何度も手を洗いたがりますか」などなど。

しまお10歳はそれを見て
「29.99ユーロならOKってことだな」とかにやついていたので
万引きは1円からでも軽犯罪だと教えておきました!!!

ドイツだと30ユーロ以下はOKなんでしょうか。。。。

まあ何はともあれ、とりあえず強引に証明書も印刷してもらいましたが
しまだんなの会社は相当迷惑するだろうなぁ。。。。。
本来だったら2012年の夏ごろに受けるべきなのにこのありさまです!!
とりあえず来週さすがに二月なのでまた内科に行って請求書の請求をし
他の書類はスキャンしないととか考えてます。

ということでドイツだなと感じる日でした。