しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

桜まつりで雷雨!着物で風邪!

どうも。免疫力が低下中のしましまです。風邪ひいてます。あの日以来。。。。。

ハンブルクの恒例行事、桜まつりってのがあります。
いつも5月下旬。
22時半にアルスター湖に花火が上がります。

桜まつりなのに5月。
そしてこの5年間、桜まつりの日には、基本的に雨が降ることが多い気がしてますが
ドイツに雨天中止とか雨天延期なんて言葉は存在しませんので
花火は毎年上がってます。
それも22時半に。

花火の打ち上げ時間があまりにも遅いので、一回も見に行ったことがありませんが
去年は音が聞こえてきたりもしました。

今年、なんと初参戦。
ドイツ人カップル(日本語一切話せず。でも日本大好き。彼女の方は着物好き)と
そのカップルの友人のドイツ人カップ
&高齢既婚経産婦女子しましまの計5人で
花火を見てきました。

18時過ぎくらいに集合したんですが
もちろん着物ですよ。着物!
下に画像載せてますが、ドイツ着物女子と2人で着物着てウキウキだったんですが
雨が降るという予報は知ってました。
ただ、降ると言ってた午後に、意外に降らなかった上に若干暑かったので
このままOKなんじゃないかと思って
しましまはピンクの紬の着物に桜模様の羽織を着用、
足袋もピンク色、テーマは林家パー子で挑み、

ドイツ女子は暑いからということで裸足に下駄、
ポリエステルの着物で中に着る白い襦袢は着ないで襟だけポリ着物につけて、
その上にロングレインコート(着物用)で挑みましたが、
集合直後に激しい雨。

高架下に移動したら土砂降り&強風&雷!

という状態で、22時までひたすら待ち続け、
30分早めに花火が20分だけあがり、ガッツリ見て
全身ずぶ濡れの着物で激混みバスに乗って深夜帰宅、
そういう流れでした。

とにかく寒くて空腹で震え止まりません!
カップルが持っていたのは赤ワイン3本のみ!
アルコール類は産後めっきり弱くなったので一口だけもらって
後は水すら飲まずに過ごしてました。

ドイツ花火あるあるとして、

22時過ぎにあがる花火に対して、
18時から酒とつまみを持って仲間とスタンバイ
春夏でも夜は寒いので、敷物&下半身に巻くための毛布必須
終わったら即退散

が基本っぽいです。
周りが全員そうだったから。

しかし着物って深夜まで着ないっすよね。
それも豪雨で雷雨の場合は特に。

羽織着ててよかったと本気で思いました。

それと、なにげに着物って暑さにも寒さにも雨にも強いのか?と思ってしまって
また、草履がとにかく履き心地がよくて
ますます着物が好きになりました♪

着物を着てると日本大好きドイツ人がどんどん寄ってきて話しかけてくるので
どこにいても注目の的!

顔面の修正が怖い↓



やっぱり着物は最高ですね!
この羽織(しまダンナ母からのいただきもの)を絶対に着ようと思ってまして、
しかも雨が降るから絹は避けたくて安着物にしようと思って、つむぎにしました。
で、帯はこのエンジ色しか合わなかったのでこれにし、
帯締めもピンクしかもう合わない状態で、
はっきり言って選ぶ楽しみというよりも完全に消去法でしたが
それにしても着物は選ぶのも楽しいもんです。

そして着物女子と落ち合うという。

醍醐味ですね、着物の醍醐味!
着物同士で外でとにかく会いたいというただそれだけ。
これがしましまに唯一残されている女子力なんでしょうか。

ちなみに着物着て2人で一緒に毛布にくるまってひたすら待ってましたが
ドイツの夜に毛布は必須。

最近夏日なんですがやっぱり寒い日もあるので油断ならないぜ!