しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

ドイツ小児科総合病院AKKへ。初受診。

AKKという名称でおなじみの
ハンブルクの有名な小児科総合病院 Altonaer Kinderkrankenhaus。
アルトナというところにあります。


このレンガ造りの歴史ある風貌!1859年設立。
病院用の駐車場というものはないので、道路沿いに路駐で無料というのがミソ。


 ドイツなので基本駐輪場があるところがミソ。
ちなみにですが、ドイツだと18歳までが子供ということで、
しまお15歳も当然小児科です。

外はレンガ造りでイケてるのに、中がかなりオシャレで最新風。
ただ、中に入る入り口がこの有り様なのでちょっと残念。
これがイギリスだったら多分レトロチックに統一するだろうと思われます。


待合室。

病院の通路。広くてすっきり。
壁には常に絵があって、しかもその絵、販売してます。


各先生の扉にはこういう白黒のデッサン的な動物の絵が書いてあるのが
シンプルでいいですね。
ヘタウマな感じもシンプルだからいい感じです。

そして、通路にあるサンドバック。
なぜサンドバック。

でもしましまはサンドバック推進派なので
病院もそうですが、各学校、会社、コンビニにも、できれば家庭にも
このストレス社会を乗り切るにはサンドバックはおくべし、と思ってます。


そして極めつけなのがこの紙コップ!!
空前絶後な感じがします。
待合室に給水機がおいてあるんですが
水または炭酸水というボタンがあって
水がとにかくぬるい、
炭酸水はぬるい上に炭酸入ってないという状態、
挙句この手にもつしかない紙コップの形状!
めっちゃ、鋭角です。
小児科でこれって危なくないか??と思いますが
ドイツは結構 容赦なく危険物多めなんで
まあこれもドイツあるあるなんでしょうね。

しかも紙質が結構薄くて、
2杯目を注いだらもう染み出しそうな勢い。


さて写真解説が終わったところで、
なぜ行ったのか。

しまお15歳の受診なんですが
ロンドン時代からエピペンを処方されてまして
毎年1本ゲットしてました。
そして一度も使った試しナシ。

エピペンとは、アレルギーでショック症状(呼吸困難とか)になったときに
自分でズボンの上からさせるお手軽注射器で
中にショック症状を抑える薬が入ってます。

喉が腫れると呼吸ができなくて死ぬわけで
救急車を待っている間に打つというシロモノ。

基本的にナッツとか魚にアレルギーがあって異様に高数値の人が
呼吸器に来ることが多いようです=しまお15歳。

ですが!
エピペンって2,3万円するそうで
それも毎年タダでもらってるわけです。
実際にあんたそれ必要なの??ということになりまして
実際に食べて症状がどうなるかの検査入院をさせられる予定となっています。

はっきり言ってナッツなんて1ミリも食いたくない。
だから検査なんてしたくない。
ナッツが入ってるものは食べる前からわかるし
基本的に出されたものは怪しんでから食べるから俺には検査は必要ない。

というしまお15歳の主張だったんですが
昨日はとりあえず採血され
後日結果とプランを聞きに行ってきます。

しかしあれですね、
ドイツの医者って医者っぽくないですね。
医者である前に人間です、
人間だからこそ失敗は常に混在、
おっちょこちょいな俺だけどよろしく、みたいな。

しましまとしては面倒くさいので
なんとか入院検査を回避したいなと思ってます。
一応2014年のときの検査結果はIgE1700でした。