しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

ドイツ語を独学!独検5級、4級、A1レベル

コメント欄を見て、ドイツ語を独学(←独語独学!)をしたい熱い人が多いのではないかと思い、シリーズで書いていきます!
40代の脳を使って、しかもドイツ語をやりたくてやってるわけじゃなく、たまたま駐在妻として住んだために学ぶことになったというドイツ語で、4年でゼロからC1まで行けましたので、役に立てる記事を書いていきたいと思ってます。

ということでまずは初歩中の初歩、5級、4級、A1レベルから!



5級とは
1.初歩的なドイツ語を理解。日常生活でよく使われる簡単な表現や文が運用できる。
2.挨拶と自分や他人の紹介
3.広告やパンフレットなどの短い文の中心的な内容が理解できる。
4.簡単な数字とキーワードの聞き取り
5.ドイツ語の授業を約30時間。語彙550語

4級とは
1.家族,学校,職業,買い物など身近な話題の会話可能。
2.簡単な手紙や短い文章の内容理解。
3.比較的簡単な文章の内容理解,重要な語句や数字。
4.ドイツ語の授業を約60時間。語彙1000語

参照:独検ホームページ


独学派のための勉強時間

結論:5級取得には150時間必要
   4級取得にはさらに150時間必要
   A1取得には300時間必要

ちなみに5級だと30時間ですが、A1だと100時間です。
A1レベルは5級と4級だそうです。

ちなみに、A1の前半が5級だと仮定します。
しましまの場合、ドイツの語学学校で毎日5時間の授業を20日連続で受けて
100時間という感じでしたが、
はっきり言って授業のコマが100時間ですが、実際に家ではずっと宿題をしてましたんで、実際の勉強時間は300時間だと思います。

ってことで、授業が30時間と書いてありますが、
授業を受けていない人で完全独学の場合、
5級取得まで150時間の勉強時間が必要だと思います。
頭がいい人や若い人はもっと短時間でいけるかと思いますが
しましまみたいな40代の脳の場合は確実に150時間必要でした。

単語とか文法について
ひたすら覚えるに限る!
しかも家族ネタ、友人ネタ等限定なので、
Ich heiße Shimashima.  Ich bin 43 Jahre alt.
という風に自分の自己紹介くらいサラッと言えるくらいひたすら暗記!

おすすめとしては、自分の自己紹介をまず言えるようになり、
その後に、er, sie, esの変化形を覚えるために、自分の家族とか兄弟の紹介が出来るようになり
それからdu, ihr, wir, Sie, sie(おまえ、おまえら、わたしら、あなたさま、彼ら)の変化形も自己紹介っぽく正確に言えるようになったら完璧でしょう。

単語はとにかくテストに出る系の家族とか身近なものは覚えて損は一切ナシです。
動詞だって大体自己紹介とか生活関連系の動詞なので、絶対に使うものなので
面倒くさいけれど丸暗記で是非!

行き詰まったときのモチベーションの上げ方
そもそもなぜドイツ語を勉強したいか、勉強しないといけないかを考えてみてください。
将来ドイツに行きたいのであれば、これくらいの単語は必須です。
行きたいとか旅行したいというモチベーションでは弱いので
絶対に行くと決め、せっかくだから泊まる地域もホテルもネットで検索してみて決めてみるといいと思います。
そうすることにより、いかにドイツ語が不自由かが分かってきます。

さらに、ドイツの音楽を聞いてみるのもおすすめ。
ここから単語はほぼ学べませんが、
例えば、今だったらKeine Maschine(俺は機械じゃねぇ)という歌がおすすめ。

映像とともにみると、感情を失って激しく労働させられていて
そこから逃げ出したいという主人公の強い意志が伝わってきますが、

週の労働時間がたった40時間、残業一切なし、
真夏は暑かったら帰ってよし、
有給休暇年間30日は完全消費、
2,3週間ぶっ続けで休んでOK,
その他病欠は有給扱いにならずに病欠として年間5週間くらい休んでOK牧場
風邪程度なら1,2日くらい休んでも全然オッケー。

こんな全然働かない国でこんな詩が生まれたことに衝撃で
どんだけメンタル弱いんだよ!と思いますが、
こんなにおもしろい国なので、一回もきたことないなら是非来るべきです。
超地味ですが!
何の笑いもないですが!

これがサビの部分の歌詞:

Ich bin doch keine Maschine
Ich bin ein Mensch aus Fleisch und Blut
Und ich will leben
bis zum letzten Atemzug

Ich bin ein Mensch
mit all meinen Fehlern
Meiner Wut und der Euphorie
Keine Maschine
Ich leb' von Luft und Fantasie

どうです?ちょっと知らない単語もあるかもしれませんが、意外にアリだと思いません???むしろどうでもいい歌のサビでなんとか覚えちゃうパターン。多分これで ich binと言うのは確実に頭に入ったと思います。

数字について
数字は永遠の課題ッスね。
とりあえず初期の段階では、ドイツ語で書いて覚えてそれをひたすら読むのがポイント。
こんなサイトを見つけました。



書けるようになったら言えるようにもなるのが日本人。
外人だと、言えるようになってから書けるようになるという逆パターンなので
そこは独学日本人の場合ガッツリ書いて覚えたいところ。
しましまも書いて書いてかきまくって覚えました。

正確に書けるようになったら今度は風呂で100まで数えることを日課にすれば
多分言うのは即クリアできると思います。

おすすめ教材
A1の1の生徒用の問題集Schritte plus neu 1です




A1の2の生徒用問題集Schritte plus neu 2です。


先生用のテキストSchritte plus neu 1



Schritte plus 1と2用の単語の英訳集。
これは結構便利です。ドイツ語の単語が英語ででてきてまとまっているので
初期の場合特にこれは必須です。
ApfelがAppleとか、英語のほうがむしろ簡単にわかりますし
これ程度の単語で辞書を引く手間が省けるので超便利。おすすめです。