しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

人に絶対にお金は貸さないこと。

大事Manブラザーズの
負けないこと 
投げ出さないこと 
逃げ出さないこと
信じぬくこと
だめになりそうな時 
それが一番大事

という、高価な墓石を建てる曲がありますが、

人に金を貸さないこと、
金は貸したら絶対に返ってこないこと、
催促するのが断ることよりも100倍も面倒なこと
最終的に、いい人だったはずの自分が極悪人とされ、何もかも失いむしろ大損すること
借用の申し込みが来た時、
断るのが一番大事

ですネ!

すいません、ドイツ系ブログなのにダークな内容で!
あ、でもすでにもう毎日暗くて寒いダークネスな日々を送ってるので
これくらいダークなのはドイツネタにぴったりですね。

かれこれ2年前になりますが、ブログでも何度か書いたと思いますが
実はしましま、人に金を貸してます。
リアルドイツ人の男に。

しまお15歳のサッカーコーチなんですが
2年前といえばしましま、まだドイツ語が今ほど全然できてない時期で
でも一生懸命生きてきた時期でもありました。
しまおらは二人ともサッカーをしていて、上の子の方のコーチで
かなりサッカー大好きで少年大好きな本当に良いコーチなんです、コーチとしては!
ただし、入れ墨が激しい、ヘビースモーカー、酒大好き、そしてマッチョのイケメン。
結婚してますが子ナシ。
なぜなら、俺ら夫婦の子供はお前ら20人のサッカーチームだという熱い男だから!

で、そんなコーチをしまお15才が崇拝してまして
そんな中自分の嫁が体調を崩して手術をすることになり、と同時のタイミングで自分の車がいきなり交通事故で大破し、修理代と手術代が一気にかかり
とにかくお金がないからいきなりお金を貸して欲しいと言われまして、
貸しました。

ちなみにかなり詳しい理由を当初聞きまして、結構同情したのもあります。
で、トータル550ユーロ貸して、何度も催促しまくって150ユーロを返してもらい
現在残り400ユーロとなってます。

で、何度もしつこくメールして取り立ててるんですが
その間そのコーチ2度も事故り、そして自身の体調まで崩し
手術成功したはずの嫁も体調は未だに回復せずという状態で
さらに来年サッカーコーチをやめると言うではありませんか!!

もうしましまはコーチを辞められたら逃げられると思うので
ひたすら取り立てをしてますが
自己破産ギリギリの状態らしいです。

とにかくこの2年、返済のメールばかり送信してはやり取りし
もう催促疲れですね。
っつーことで、やめるなら、とにかく辞めるまでひたすら回収を予定してます。
ただし相手は超ボンビー。
生活に相当困っているようです。

当初、本気で同情し信頼しているから貸したんですが
400ユーロは大金ですヨ。
ただ、一応これからも辞めるまで、自分が殺されない程度に、ひたすらメール攻撃を行う予定ですが
人にお金を貸した経験がこれが初めてだったので
もう身内も友人も他人にも、誰に対してもびた一文お金は貸さないということに決定しました。

お金って借りるよりも貸すほうが辛い、催促するほうが辛いと思いますよ。
確かにお金がない人はつらいです。でもしましまも相当つらいです。
生活苦の人に対して催促してるんですから!
これ以上の鬼行為ってあります??
なんで同情した相手に心を鬼にしてしつこく催促しなければいけないんでしょうか?

ただ、ボンビーな人に言いたい!
お金がない辛さを辛くなる前に色々考えて人生設計を立てるべきで
人に借金をしているのに喫煙と飲酒はまずご法度でしょう。
ボンビーな人の一切の喫煙、飲酒は認めませんね、しましまとしては。
小銭でもいいから誠意を見せろと言いたい。

そう、お金がないならないなりの生活をしないといけないわけです。
ただ、お金がなくなったから人に借りようという人は
そもそも節約するとか、計画的に使うとかそういう思考回路が欠如してるわけです。
そんな計画性のない人にはそもそも借りたら返せるわけ無いですよね。
タイムマシーンがあったら2年前の自分に説得しに行きたいもんです。

さらにムカつくのが、
あの時しましまが貸してあげてすごく助かったはずなのに
催促すると軽く逆ギレするところ。
これじゃあせっかくいい人になれると思って貸してあげたのに
むしろストーカー気質のある金に汚い日本人女性くらいに思われているのではないかという気がしてならなくて、相当落ち込んだし、実際日々落ち込んでるし、頭にも来てます。

当初、金が全くない人に、金がめっちゃあって眠ってる金があるしましまが貸して何が悪いんだ?
と思って簡単に貸しましたし
はっきり言って400ユーロがなくても生活には困らないです。
バイトも始めましたしね。

ただ、絶対返すと言って借りたのに返さないという行為が許せないわけです。
だったら恵んでくれと言ってくれていたら
50ユーロくらい恵んでいただろうと思います。
しましまは、よく家に来る恵んでくださいと来る人には、その人の顔と身なりを見てその人にあった額を恵みますから!

お金を貸すって結局見返り(返済)を確実に求めている行為なので
本当に一切貸さないOR寄付に限りますね。

そして、今回学んだことは
信頼できる人が借金を頼んで来た時、
普段は普通にお金があって潤っていたのに、ある日突然不幸が数個重なって
緊急にお金が必要になってしまい、一時期だけ借りてあとで絶対に返すと言って来たときは、

基本的に、お金は人に貸さないことにしてます。ときっぱりと断ることが大切。

うっかり同情してしまった場合は、寄付させて欲しい、と言って
自分が寄付できるだけのお金を見返りを求めずあげるのがベストですね。

これ、見返りを求めずにお金をあげた場合で
もしかしてあげたお金が帰ってきた場合は、
むしろ儲かった感があるのではないかと推測です。
まあもう二度と人にお金も貸さないし寄付もしないですがね。

ってことで今回は2年間の思いをリアルに吐き出してみました♪



最後、癒やし画像。
しまお15歳のジーパンの裾を詰めたときの余った裾部分が
しま犬の首にジャストフィット!