しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

ドイツ語ゲーテC1 Goethe C1 Prüfung 受験詳細&体験談

C1受験の詳細

スケジュール 
金曜日に筆記の部 午後2時から6時まで
土曜日に口頭試験 

筆記の部では4時間もあるので、途中で休憩15分が二回入ります。
最初はLesen(読解)で、次にHören(聞き取り)、最後に筆記。
その日に明日の何時からが都合がいいかで挙手して自分の都合のいい時間のアポを取る感じになります。

採点のためミュンヘンに送るため、結果は6週間後

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

個人的な話になりますが、5月からひょんな流れでバイトをはじめ
バイトとVHS通学を同時進行しており、
6月の中旬にようやくVHSが終了して、バイトとテスト勉強だけに専念できると思っていたら
週20時間という約束のバイトだったんですが、
バイト仲間の相次ぐ風邪欠席で、入らざるを得ない状況となってしまい、かなりの時間働くことになってしまい
6月中旬は丁度自分のバイトが3日間ない日にうまい具合に風邪も引いて寝込むし(花粉症かと思ったら風邪でした)
その他はベビーシッターとバイトでぎっしり埋まり、
さらに途中で己の誕生日があったので、朝8時からパウンドケーキを2本焼いて持参したり(ドイツは誕生日に自分で作ったものを持っていく習慣あり)
週末はしまおらの卓球大会で1日潰れたり、
しまお15歳とその仲間を朝7時に集合して車に乗せて、
ハンブルクからハノーファーまでを最高時速160キロ(自己ベスト。しまダンナは230まで出せます)出して送り、
バイトがあるので車から一歩も降りずにそのまま家に戻って、
3時間も連続ドライブして腰と肩に来て若干ダウンしたものの、夜シフトのバイトがあるんで即バイトで働いたりし最後モップまでかけてきましたんで、
とりあえず最後の10日位は机に向かって勉強するという行為が一切出来ませんでした。
当日字がかけるのか心配になったほど!

ただ、バイトの往復の電車内とバイトの途中休憩だけが勉強時間だったので
一応寸暇を惜しんで勉強はできました。と言っても1日たったの1時間程度ですが。
基本音源を聞いて聞き取りのトレーニングと単語の暗記に徹してました。
毎日覚えている便所辞書(風呂と便所に貼り付けている辞書)はVまで進んだので
あともう少しで辞書終了です。

ただ、6月上旬からラストスパートに入っていたので、市販の問題集は全部解着終わっていて、一応時間配分と流れ、パターンはパーフェクト!
さらに、新聞は5月と6月に読んでいて、それもいつもみたいな適当な読み方ではなく
読む新聞もBildとかMOPOではなく、Hamburger Abendblattのような良い新聞にシフトしたんで
文法と文章の書き方、持って行き方をチェックしてたので
C1の筆記では新聞の技術とか新聞ネタがかなり使えました。
C1を受検する場合、B2と全然違うので新聞は読んでおいたほうがいいです。
本よりもむしろ新聞。それも質のいいもの。

で、今回のテスト。
読解は内容がわかりやすくてびっくりしましたが、
わかりやすいだけにむしろ難易度が高いパターンで、休み時間にみんなと大討論ですよ!
Lesenのパート1は多分5割程度の出来。
Lesenのパート2は10個書かないといけないところを8個しかかけないというまさかの展開で衝撃!(みんなも同じく8個しかかけなくて不思議な問題だと言ってました)
Lesenのパート3はいつも壊滅的なんで1点くらいだろうなと推測。

Hörenは、パート1は多分7問くらい正解してます。パート2は引っ掛けが分かった系がかなり多かったので、6個くらいあっている気がします。
聞き取りは得意分野。

Schreiben(筆記)は、穴埋め問題と作文があって、穴埋めの方は意外に苦戦してしまい多分4つくらいあってるかなって感じです。
作文の方は多分かなり取れてるはずで、10分余った見直し時間に相当文法をチェックして完成形にしたのでバッチリです。
ってことで、聞き取りと作文でなんとかできの悪い場所を穴埋めして、ギリギリのラインで合格できるかな?って手応えです。
ちなみに筆記の作文はお題が2つあって、どちらもグラフ分析なのですが
グラフを見て選べないのでこれだと思うのを選んだらそっちがハズレだったみたいでショック!
それはひどいグラフでした。今までに見たことのないような。

口頭は、すでに自分のペアも問題も決まっていて、座席を指定され
そこでもらうお題2つを15分考えてメモを取るんですが、
そのメモを持って、別の部屋に行って、4分程度のプレゼンをし、
2個めのお題は自分のペアの子と共通なのでそれについて話し合うという流れ。

お題が結構フェアじゃなくて、
相手の子は子供ネタ、自分のは企業系で軽くショックでしたが
たまたま新聞で読んでたネタ&ある意味自分ネタだったのでひたすらトーク、熱くトークしてきたものの
内容は多分相当良かったはずですが、
とてもC1とは思えないような文法だったはずなので
多分落ちるなら口頭で落ちるだろうなという予感大。

だって、明らかに上級レベルのドイツ語ではないし!
今もう一回話させてくれるなら最高のプレゼンが出来るんですが。。。

ってことで、しましまの予想としては
筆記が受かって口頭で落ちるかな?ORどっちもギリギリのラインで受かるかな?という手応えです。

で続きがあるんですが、口頭試験の帰りの電車で、男泣きです。
ここ半年ほど音楽を禁止していまして
iPodからは常に音源を聞いてました、C1の。
帰りにようやく普通の音楽を聞いたら非常に感動して泣けてきましたね。
あと気が緩んだというのもある!

さらに、週末から昨日にかけてずっと眠くてだるくて肩の痛みが酷くて
完全に廃人でした。
しまダンナに鍼を打ってもらったものの(貼るタイプの)
それでも全然効かなくて、昨日1ヶ月ぶりのジムに行ったら(ジムもほとんど行ってませんでした)今日はブログを書けるまでに治りました。絶好調!
肩こりにはジムッスね。

ギターも2ヶ月以上禁止していたのでそろそろ解禁したいですネ。

しかし試験当日の朝にもベビーシッターがあって
とにかく時間のやりくりが大変でした。
実はベビーシッターはテスト勉強のために断ってたんですが、
試験日当日だってわかってるんだけどどうしても!という依頼が来まして渋々引き受けたら
その日に限って色々大変で
異様にストレスが溜まってしまい、午後の試験まであと1時間という時に
ストレスを解消するためにギターを2ヶ月以上ぶりに弾いてから会場に行きましたけどね。

ってことで最後の方かなり崩壊してまして、
自分なりのペースでの勉強が一切できなくて、絶対落ちる&使うのは長期記憶だけと思って受けてきました。
おかげで自分のほんとうの長期記憶の実力がどんなもんなのかが測れるので
落ちても別にショックでもないですし、
ある意味結果が楽しみです。

自分の中ではすでにバイトでも電話対応もできるし
商品の説明もできるし
昨日も質問があって気軽に役所にって聞いて帰ってきましたし
家の水漏れがあって管理会社に電話とメールして普通にやりとりしてるしで

リアルドイツ人とか、外人と結婚してドイツに住んでいる人ほどペラではないですが
別に来るつもりもなかった国に前準備たった2ヶ月だけでいきなり住み始め
40代の日本人としてのドイツ語にしたら上級レベルだろ!と自分で思っているので
落ちたら残念、でも落ちても所詮テストですし、ある意味受かって当然とも思ってます。
これ、Telcという会社のC1なら多分受かってると思いますね。
初のGoetheテストなので採点とか厳しいのかな?と結構ビビってますが、
3年半程度のドイツ語力でC1を受験してある程度の手応えを感じられたという自分は偉いと思ってます♪