しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

帰国子女とは。

どうも!最近受験地獄のしま家です。 とは言え受験勉強とか対策をしているわけではなく ただ焦っているだけの段階ですが。

昨日のブログに書いたのですが 一応やるべきことはしました。 1.子どもの偏差値というものを知るために模擬試験の申し込み 2.子どもがもしかして受験したいかもしれないので、体験レッスン申込

すべて日本から来るので1週間位後に何かが始まりそうな予感大です。

ところで、本題ですが、 そもそも「帰国子女」って何??ということ。

しましま、自ら選んでアメリカの大学に行っただけで帰国子女ではないです。 大学に行くと当然英語で授業を受けて、アメリカ人ルームメイトと一緒に住んでどっぷり現地生活に浸かるというわけですが 実際そうでした。寮生活というのもあったし、思いっきり浸かって帰ってきました。 アメリカに行って思ったのが、アメリカってアメリカ人だけじゃなくていろんな国の人が英語を習得しようとしているのねということで、 とにかくアメリカ人にしても他国留学生とも激しく交流しまくりまして、本当に有意義な時間を過ごしてきました。

で、しましまの中では、 帰国子女って 親の都合でしぶしぶ海外に転勤させられ、現地校にかよっている子。 そのため日本語の能力が著しく落ちてしまったので、帰国子女枠という受験枠でお情けで入れてもらえる

と思っていました。つい最近まで!

日本で定めている帰国子女の定義って、 親の都合で1年以上海外で暮らしていたというだけの話みたいです!

海外に住んで日本人学校に通ってるのって、帰国子女でもなんでもないじゃん! さらに、大都市だと日本人用の塾もあるしで、日本語だけで全然生活可能で、全然現地に溶け込んでないじゃん! と、しまダンナに言ったところ、バカにされましたorz....

そもそも海外の日本人学校の周りには日本人街ができていてアジア食材店も豊富にあったり、仮にイギリスのアクトンとかデュッセルドルフの場合は 医者も日本人だし、完全に日本語だけで生活可能です。

海外の日本人学校は基本的に少人数制で授業の進みも早く、エリート率多し。 海外に住んでいる日本人にはいろいろなカテゴリーがありまして、

エリート会社、エリート国家公務員系→滞在年数がしっかり決まっている。 エリート会社で海外に来るような人は基本的に高学歴。妻も高学歴またはエリート出なため、子どもも基本的にエリート=勉強がクソ得意

こういう子たちが日本人学校にうじゃうじゃいるわけです。 まあ金があるのでインターや私立に入れるパターンもありますがね。 滞在年数がしっかり決まっていて、しかも4月と3月が引越し時期です。

一般的な企業で思いっきり働くために駐在に来た一般家庭→滞在年数未定。 基本的にエリートではありません。エリートではない同士の結婚の末生まれてきたエリートではない普通の子どもっち♪ 大体こういう子どもは普通に公立の小学校とかに入っていて駐在でいきなり連れてこられたパターンです。 幼稚園で来た場合は現地幼稚園だったら比較的馴染めるし、勉強とか関係ないので現地に入れることもありますが、 小学校で海外に来る場合、初海外で初飛行機ということで、日本人学校に入るケースが多いです。特に英語圏でないところ、危険地帯の場合!

日本と全く同じ教育が受けられて、若干現地語の授業もあったりするし とにかく「戻った時に子どもが苦労しない」「学力維持が出来る」ために日本人学校に入るわけです。

まあ確かに、エリート家庭からバカも生まれることもあるでしょうし エリートじゃない人から天才が生まれることもありますが 確率論として蛙の子は蛙なのではないでしょうか??

で、本題に戻りますが、 海外にいて日本人学校に通っていて日本の友達とあそび、日本の塾も行っていて 果たしてこれは帰国子女と呼べるのでしょうか?というのが謎です。

日本人学校があるのにインター(英語)や私立(英語)に入れている人は 日本人学校以上の教育レベルを求めている人たちで 高度な英語習得が目的です。 日本語は補習校に土曜日に通ったり、通信教育や塾に行ったりしていますが これも帰国子女と呼べるのでしょうか? インターや私立にいる子は、外国人の金持ちまたは現地の金持ちだけです。

その点、ロンドンでもドイツでもリアル現地校にただで通っているしまおら。 これこそが真の帰国子女じゃないの??と勝手に賞賛しているんですが しましまの認識ミスでしたね。まあ後悔は一切していませんが。

日本人学校があるのにしましまの場合は、選びませんでしたが、 問題は、日本人学校がない地域に駐在させられてしまった家族でしょう。 これがもし英語圏でない微妙なヨーロッパ言語だとしたら しっかり現地に溶け込んだのに、 帰国子女枠で戦う相手は、 英語バリバリの金持ちのご子息OR 日本人学校に通いまくって日本語バリバリの子 なわけで

英語も日本語も堪能ではなく、 サバイバル能力(日本の教育方針には不必要)と 日本人には絶対にない自立心(日本の和を乱す)だけ身につけた少年は 日本の教育機関からはお払い箱なんですね。

ってことで、恐るべし帰国子女枠!

だた、日本語がやっぱり劣っていますんで 日本人なのに日本語が劣っているのは人間としてどうかと思いますので それを正すための教育は施すつもりです。

ただ、本人がドイツ人として生きていきたいというのなら強要はしませんが 日本人として生きていきたいという場合は徹底的に教育しようと思っています。 一応海外に来てからコツコツと教科書は全部やっていて(全教科!家庭科とかも!) 応用の利かない公立高校向きに仕上がっている子どもなんですが 本当に帰国子女枠って恐ろしい制度だなと思ってしまいました。 本気でグローバル化を進めたいなら積極的に入れろ!といいたいです。