しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

ギムナジウムのクラス委員長の役割がすごい件

どうも。今日はドイツ式のやり方に激しく動揺したぜ、でおなじみのしましまです♪

今日しまお12歳がクラス委員長として先生から手紙をもらったという報告を受けました。

クラス委員長は男女1名ずついて、
また、保護者のクラス委員長も2人います。

先生は全く同じ「手紙」を4人に渡して、これは誰にも絶対に見せないようにと言ったそうです。

ってことでしましまにも見せてくれません。すごい男!口固っ!
益々好きになってしまいそうで怖い♪

でも、内容だけは教えてよ♪と言ったところ衝撃の内容が!!

手紙とかカードみたいななまっちょろいものではなく、
全員同じそのプリントしてある紙には



クラスの子全員の成績表が印刷されているそうです!!!


もちろんしまお12歳ともう一人の女子の成績はぶっちぎりですが、
そのリストを見ると、誰が格下学校に追放されるか一目瞭然らしい。

で、前にも書きましたが、追放か残留かのボーダーラインにいる子の親はみんな超過激です。

来週追放者決定会議が開かれますが、
その際に追放決定となった子がいるとして、
その親が例えば担任を恨んだり担任に喧嘩を売ったりそういうことがあり得るわけです。

そうなった時に、多分ですが、この紙が役に立つような気がします。
4人が証人となりえますし、
明らかにダメさ加減が数字化されているわけで、
子供2人と親2人も学校側に立つので、まあ戦って勝つことは無理ってわけですね♪
すごい戦法だと感心しました。
こうやって身を守るところが素敵です。

ってことで「先生からの手紙♪」という風に言ってますが
実は成績表ということで、本当にクラス委員長ってすっごい役割なんですね。
ちなみに去年のクラス委員はこんな手紙をもらわなかったそうです。
ギムナジウムの5,6年生はある意味遊びの時期と言われていまして
追放された人は一人もおらず
自らさっていった人は何人かいた、そういう感じでした。
7年生に上がれるかどうかが結構大事みたいで、
こういう手段に出たようです。