しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

ドイツ語で映画を見た。Birdman, 50 shades of gray

どうも!ドイツ語で映画が見れるようになってしまったツワモノしましまです。

よく、洋画を字幕なしで見れるようになりたいという願望がありますが
別にドイツ語で映画なんてみたいなんて
これっぽっちも思ってませんでした。

きっかけはひょんなことから訪れたぜ!

しまお11歳が友達とスポンジボブの映画を見たいということになり
当初決めた予定の日に、言い出した子がドタキャンし、その後2度もお流れになり
こっちとしても予定が立たないので
3Dをやってる映画館を探して、日曜日の10時始まりのを見つけたのでここに行けと命令し
結局言い出した子は約束をまたもやすっぽかし、べつの日に別の子といったそうですが
しまお11歳は違う子とその日に見ました。

しまお11歳のお友達はあまりガラがよくない子が多くて
成績も悪ければ暴力も振るうし約束も守らないのですが
万一集合してしまお11歳が一人だったらかわいそうなので
しましまも一緒に現地まで電車で行って、
友達がいたので友達と二人でみさせ、

そう、しましまは一人で別の部屋で違う映画を見ていたぜ!

みた映画はBirdmanというタイトル。バードマン。
200人くらい収容できる部屋にはなんとしましまのほかに4人しかいなかったというガラガラ状態。
まあ日曜の朝からバードマンを見るかっつーのがポイントですが
アカデミー賞狙いと言われている映画なので超期待してみたのですが
はっきり言って酔いました。

軽くネタバレになってしまいますが
基本的に舞台男優の話で、舞台裏とか男優の生活などがわかったのはよかったですが
カメラ一台で撮ってるんじゃないの的な手振れ感がすごくて
途中目がまわって胃に来まして、
病気なんじゃないかとすら思いましたが映画酔いだった感じです。
映画で酔ったのなんて初めてなので超驚きでした。

ということで、この映画を映画館で見る場合
手振れに弱い人は是非見ないように!本当にすごいです。

しかも狭すぎる世界観。
結構同じ感じの風景ばかりで、はっきり言って退屈で、
個人的に人生で最悪の映画となってしまいました。

30代まではサザンが作ったツナミという映画が自己最悪映画ランキング常時1位でしたが
先日見た「ハミングバード」という映画がツナミを越えて一位になり、
そして昨日鳥つながりですが、バードマンが一位の座に輝きました♪

まあドイツ語は半分しか理解できませんでしたが
ストーリーはおおよそ理解できていて
最後なぜああなるかなというラストシーンだったのですが
「実際に起きたこと」と「可能性」についてに焦点があてられてるわけですが
はっきり言ってこういうタイプの映画は好みじゃありませんでした。
言いたいことはよくわかるのですが、
脳内ゲームみたいな感じ?というか、そういうのは映画化しないで本で読んだ方がいいのにと思いますね。

スポンジボブの方がよかったななんて思ってしまいました。
スポンジボブは満員御礼だったそうです。

人生で初めて
1、一人で映画館に行った
2、ドイツ語で映画を見た(もちろん字幕なし)
3、ドイツで映画館に入った
記念すべき映画だったのにこのざまで
ものすごーーーーく後味&胃の具合が悪かったので、

月曜の今日、リベンジというか上書き保存のため、
50 Shades of Grayというエロ映画を見てきました。

実は車の修理に持って行くため朝早く家を出てそこから歩いて駅に行って
電車乗りついでそこから家に戻ればいいのですが
当初しま犬を連れて散歩がてら行こうと思ったら雨だったので、
犬はおいて自分だけ行って、帰りに映画を見て帰ってきたわけです。

余談ですが、しま犬はマックスという名前を付けてますが
最近「マスオ」と呼んでます。

朝10時のエロ映画は、しましま以外に女性が一人いただけ!!
200人以上収容できそうな巨大部屋だったのにたった二人だったので
「独占状態ですね」なんて話したりしましたが
しましまは前のど真ん中に座ったので
はっきり言って視界には大スクリーンに映されるエロ画像だけ。
遮るものは一切なかったぜ!

主婦が書いたベストセラーエロ小説を題材にした映画なので
ストーリーは主婦が書いただけによくできていてあっという間に映画が終わりましたが
ラストシーンがしょぼい。納得いかず。
しましまだったらああいうラストシーンにはしないッスね。

あとエロシーンが多いらしいですが特にエロくもなく多くもなく
まあ普通の感じでした。
プラダを着た悪魔系?でしょうか。

もちろんドイツ語で見ましたが、今回は9割以上理解できたので
こんなにドイツ語話せないのに理解率がハンパないって
まるでうちのマスオだななんて思ってしまいました。

うちのマスオは多分なんでも理解できるけど無口なだけなので
ドイツにいるしましまと同じ仲間ね♪ということで
傷をなめ合う仲となってます。

そんなマスオですが、夕食後に「ニャー」というのですが
これは「外に出しておしっこさせろ」という意味。
また、しまだんなに対して「How are you」的なセンテンスも言うので
言語センスのある犬ッス。
猫みると「うらうら」と言います。

犬でこれだけしゃべれるってすごくないですか?
まあ教えてるってのもありますが♪
チャンスがあったら是非動画をアップしたいと思ってます。

ってことで、映画を一人で見た後の映画をさらに一人で見に行くという行為を覚えて
何だかすごく自由になった気がしますネ。

映画って一人で行くもんじゃないと思ってましたが、
むしろ一人で行くものだと気づいてしまいました。
美術館も今度一人で行ってみたいです。

っていうかそもそも本当に一人が好きなのかもしれない。。。。
でもやっぱり、英語の映画は英語でみたいもんですね。
日本以外の海外は基本的に吹き替えが主流なので
やっぱり声と顔があってないのが結構気になってしまいます。

ただ、ドイツ語で映画を見る利点として
「英語よりも断然聞き取りやすい。」

しましまは英語の方の能力の方がドイツ語よりも断然高いですが
ドイツ語なんてたった2年で映画まで見れるようになってしまいました。
それくらい発音が簡単な言語だっつーことです。

ということで、このエロ映画については、ドイツ語B2レベルの人なら余裕で見れるので是非!

ただ、映画的に内容がきわめて薄く狭い世界観なので
ハミングバードとバードマンの間くらいの感じでしょうか。

映画前の30分くらい流れる映画コマーシャルでディスニーのシンデレラが流れてましたが
これはみたいなと思ってしまいました。

しかしせっかくお金かけてヘリコプターとかまで出して映画を作ってるのに
そしてこっちもわざわざ金出して行ってるのにこんな感じの内容で
半沢直樹」以下でガッカリです。

多分バードマンはカメラワークを直せばよくなるし
50Shades of grayはもしかして続きがあるんですかね。
好きなもの同志なのに男の性癖のせいで別れるわけですが
性癖以外には何の問題もないわけで、その性癖もありがちな体験からで、
本当に狭い世界観です。
でもパート2があっても見ないと思いますがネ。

ただ思ったのが、ある意味シンデレラストーリーなんだろうなということ。
貧乏な女子が金持ちのイケメンと知り合うのですが、
ただし性癖がひどいという。。。。
この性癖に合わせられればいいのですが、合わせられないから最後別れるわけですが
やっぱりいい部屋、高級車の登場、ヘリコプーターでのデートなど
みていると楽しいことは楽しいです。
が、映画にするほどのことでもない気もしないでもない。。。