しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

しまお13歳の冬休みの宿題。何とか完了

どうも!中1の子供に教科書ベースで教えているため
中1の全科目任せろ状態のしましまです。
むしろ過去の記憶を完全に覚えている自分が怖いッス。

しましまは、はっきり言って子供の頃成績がよかったです。
基本的に塾には通わず
学校に行って授業を聞き宿題をするということを普通に喜んでしていて
手のかからない素晴らしい子供だったなと自分で思いますNE。
しましまみたいな子供を育てたかったですYO!

が、昔手相占いに行った時に(独身時代)
顔のほくろの位置と手相で
「男の子に苦労する。子供は二人。」と言われ、

当時、子供が産める&結婚というものができるのかぁと普通に喜んでいましたが
昨日しまお11歳の顔にほくろが多いんでこのことをうっかり思い出してしまい

確かに当たってるぜ!
こんなに男の子2名の育児に苦労するとはと
占いのすごさにびっくりッス。

うらない場所は、確かデパートの上の方にある10分1000円とかいう手相コーナーでした。

で、どんな人でも子育て=苦労の連続ですが、
しましまの場合、産まれていきなりのじくじくアトピーから始まり
離乳食後の食物アレルギー発覚からの除去食作り。
しかも年子。男子。
それも下の子は生後4カ月で10キロあって、
着る服も履くおむつも大変でしたYO。

そしてのび太タイプの上の子とジャイアンタイプの下の子なので
学校でいじめられて謝罪されたり、
一方では人にけがさせたりものを破壊したりして謝罪したりと
どっちの世界も知ってる女♪

日本でもイギリスでもドイツでもとにかく学校や先生、保護者との連絡が多すぎて
ヒーヒー言ってるぜ!

で、極めつけは、現地校に行っていて
補習校に当然行くものと思いきや
海外にある日本人学校の補習校って土曜日なんですね。
おかげで無所属でしましまが先生状態。

基本的にこいつらはサッカーをしているため土曜日は試合なわけです(海外の場合)
よってサッカーを優先し補習校にはいかないという選択をしたため
しましまが土日とか長期休みで日本語をこいつらに教えてるわけですが
その負担も結構なもんです。

と、結構苦労している気がしてならない今日この頃。
でも25歳くらいで顔面にすでにそういうほくろが出ていたわけで
自分でまいた種なんですかねぇ。。。。

人相とか手相ってすごいですね。


ところで、海外の日本人学校補習校についてですが
「海外子女教育財団」という財団があり、
そこの会員になると雑誌がもらえるそうで
しまだんなの会社が会員になってます。

おかげで毎月その財団の冊子が届くのですが
中にはいろいろな世界各国の日本人学校や補習校などの特集が載っており
また、日本語の重要性なども書いてあります。

基本的に新聞もそうですが
反日系とかいろいろタイプがありますが
この財団の雑誌は基本的に「アンチ現地校派」の内容になってます。

これを100%信じて読むと
現地校に行っている=罪
補習校にも行ってねぇ=極悪人みたいな感覚にとらわれてしまいます。

また現地校や補習校に行っている子供の作文や作品も多く載ってますが
基本的に「補習校に行くと日本語で話せるから自分が出せる」とか
「現地校のストレスが発散できていい」とか
「普段現地語ができなくて自分に否定的だが、補習校に通うと自分はこんなにできるという感覚が呼び戻ってくる」というメリットが多いようです。

まあしまおらは、そういう記事も読んでますが
「俺らはサッカーがあるから」という認識でいます。

確かに補習校は本当は通わせたいですが、
せっかくの土曜日にずっと机に座って授業を受けるよりも
外でサッカーをして現地の友達と体を動かしている方が健康的だしストレス発散になるなんて思うのですがどうなんでしょう。

それと、しまお13歳に中1の数学を教えていて
ようやく空間図形まで終了させましたが
はっきり言って日本の子供よりも数をこなしてないと思ってます。
そもそもドリルとか持ってないし。

公文的には、数多く問題を解くことが大切なんてありますが
問題を数多く解くのもいいですが、
数学の場合は、完全理解が大切なんじゃないかななんて思います。
おうぎ形の面積とか計算するときに、
「ピザ分け合う時に面積を計算できたらよりでかいピザが食える」というお得情報も盛り込んでおくと
やる気もアップしますし♪

ってことでしましまの策としては
中1の数学の場合、公式よりも考え方重視ッス。

あと、国語!
今回しまお13歳はこの冬休みでドイツの現地校からすっごい宿題が出ました。
Chatroom Falle
http://www.amazon.de/Chatroom-Falle-Helen-Vreeswijk/dp/3785572719/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1420454768&sr=1-1&keywords=chatroom+falle

というドイツ語の300ページの小説を1冊読んで
問題に答えたり感想を書いたりするわけですが、
今朝めでたく完読しました。(っつーかさせました)

イギリス(小学校)でもドイツでもそうですが
国語に関しては国語の教科書というものがなくて
基本的に本を1冊渡されて読め系の宿題多しです。

特にイギリス時代は全く英語ができなかったので
毎日簡単な内容の本を2冊読むことが義務付けられていて、
ひたすら音読の毎日でした。

しまお13歳は普通にビジネス書とか村上春樹などさらっと読める男なので
読書自体は大得意ですが
ドイツ語なのがネックで、でもこの渡された小説が軽くエロ系小説だったようで
結構夢中になって読んでました。

ドイツでは官能小説が結構多く売られているし
こうして青少年向けもエロ要素多数だから
ドイツ人は村上春樹大好きなのかななんて思ってしまいます。。。。

で、当然日本語の中1の国語も一緒に勉強しましたが
ドイツの短編小説の日本語訳で、蝶の標本を盗んだ過去のある系の話がありますが
でっかい字で5ページくらいしかない話で、
まず日本語だから読むのが余裕。仮にドイツ語だとしてもこんなに短いなら全然OKで
日本人の子供はこういう風に国語を勉強するから国語嫌いになるんじゃないかななんて思ってしまいました。

じっくり読ませたり何度も同じ内容を音読させるよりも、
色々な本を大量に読んだ方がいろいろな考えも生まれるしで
国語こそ教科書なんて必要なく、必要なのは本だけで
学校では作文とかレポートとかの書き方のテクニックを教えればいいのになんて思います。

「それ」のさす意味を12字以内で抜きだせとか
「作者はどう思っているのか」とか
これは一体国語なんだろうか。。。。

しまお11歳は小6のなので簡単ですが
しまお11歳の思考回路が不思議で教えるのに若干困難を極めてます。

小6の話は、
太一という男の子が漁師として死んだお父さんの代わりに、
別のおじいさん漁師の弟子になって漁師になる感動ストーリーなのですが
しまお11歳は、おじいさんが「真夏に毛布をかぶって動かなくなっていた。じいさんは海に帰ったんだ」という描写で
寿命が来たと思わずに、
「真夏+毛布=じいさんの自殺」と考えてしまう思考回路!

また、海の主である巨大クエを捕まえようとしてお父さんは死んだのですが
その巨大クエを発見した太一くん、捕まえないで拝んで放置!
「海の主だから尊敬したいまた、お父さんだと思うから自然に拝んでしまった」という気持ちが読み取れて号泣箇所なのですが
しまお11歳は
じいさんが海に入らずに自殺したから拝んだのかも!?という謎の少年。

しまお13歳は読書量がハンパないので号泣箇所とか作者の狙いとかばっちりわかるのですが
しまお11歳は読書大嫌いなので
文章からその裏側の意味とか読み取ることが一切できない男なので非常に心配してます。

ってことで長くなりましたが、子育てに悩みは尽きないぜ2015正月!