しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

ドイツのギムナジウム、進級は相当厳しいぜ

どうも!最近またまた寒くてダウンがクリーニングに出せないしましまです。
本当に異様に寒い!

最近サッカーばかり見てしまい、
土曜日はしまお11歳がサッカーの子供たちと車で1時間場所の公園に朝から夜まで遊びに連れて行ってもらい、
日曜はしましまが、しまお11歳のサッカーの試合に連れて行ったのですが
これも家から30キロくらいのところで、
高速で120キロで飛ばして20分くらいでついてしまいましたが
やっぱり高速道路は手に汗握りますね。

昨日もサッカーのしまお11歳。
とにかくサッカー漬け、ドイツ語漬けの日々を送っております。

そうそう、土曜日にサッカーの友達のお父さんの企画で
お父さんら5人くらいとサッカーの少年ら15人くらいで行ってきたのですが
集合場所がお父さんコーチの家。
初めて行ったのですが、
お父さんコーチ、なんと弁護士です。
もちろんしまお11歳だけがアジア人です。
本人、アジア人だから目が小さいのを気にしてますが、
「目が小さい生き物もむしろキュートだ」説をいつも言っているしましま&
実際、白人金髪で目が大きくて青くて足が長いのも素敵だけれども
目が小さくて黒髪で黒目で足が短くて肌が黄色いのは強そうに見えて実際好きです。
っていうかアジア人からは特有のフェロモン、癒し系オーラが出ていると思います。

・・・・ってことで最近アイメイクをやめました。
あえて目を小さく!がマイブーム♪



しましまが今住んでいる家は、はっきり言って豪邸だと思ってます。
日本だと土地代が高いから基本的に家は狭いし庭も持てないことが多いですが
ドイツはとにかく土地が多いから家が広く庭が特に広く設けられていて
豪邸に住むスネ夫という位置づけで暮らしてきましたが、

家から車で5分くらいのその弁護士の住む家、
まず地域的に金持ち地域、そうスネ夫地域でしたYO。

しかも家が巨大。
今までいろいろな金持ちの家を見てきましたが
ぶっちぎりでランキング1位となりました。
軽くショックでしたね、あまりの豪邸で。

真のスネ夫を見たぜ。上には上がいるぜ。

リビングだけで多分しまファミリーが葛飾区ですんでいた全体の広さより確実に広いッス。
多分1部屋で100㎡は越えてるはず。。。。。。
って部屋がいくつもあるという!!

しかも床は白タイルで基本家はガラス張りで超明るいという!!

ドイツの家はガラス張りの家が多くてしかもカーテンとかしないので
あえて見せる、っていうか自慢??みたいなノリの家多し。

しま家も玄関ドアがドアじゃなくてガラスでできてるので
諸味里??くらいの勢いでモロ見えです♪

しまキッチンも四方がガラスなので家の中から隣のマンション2階に住む人と良く目が合うので
挨拶するという面白い国。。。。。



それはさておき、地位と金があるとこういう家に住めるってもんです。
ちなみに車はもちろんデカいベンツで、
ベンツで公園まで遊びに行って帰ってきたそうですが
乗り心地満点だったようです。



で、本題ですが、
しまお11歳がいない間、しまお13歳ととにかく家族会議しましたYO。
何気に日本人学校説もでて、本人軽くいく気だったのですが
結局お前は何が楽しくて生きてるんだということになり
「サッカーがやりたい」ということが明確になったので
サッカーをする⇒日本人学校だと時間的に無理⇒頑張って勉強してギムナジウムに残る

ということになりました。
将来の目標とか特にない場合やっぱりモチベーションってのが上がんないと思います。
それが中学生なんじゃないでしょうか。

実はやる気のないやつは格下の学校に転校すればいい派なので
医者に行かずに転校させようかと思っていたのですが
これでは人生逃げてばっかりの堕落した人間になることは間違いなしです。

また昨日のコメント欄にも書きましたが
ドイツに限らすヨーロッパの国だと(全部かどうかは知りませんが)
外国人だから外国人風の発音やイントネーションではダメで
医者に行ってしっかり治すことが重要だそうです。
だからボビーオロゴンは多分格下学校行き、山瀬まみやアグネスちゃんは言語障害で医者おくりとなるでしょう、ドイツの場合は。
ただ、通うとよくなるらしいので、山瀬まみやアグネスちゃんは初期に医者にいっておけばよかったのだと思えるようにもなりました。

まあ正しい発音の仕方を学ぶのはいい事です!
まだ医者には行ってませんが、奴は歯科矯正もしてるし発音もこれから治されるわけだし
きっと治療後は苦労した分得が多い人生となるのではないでしょうか。


基本生きていればそれでいいし
努力をしようと思っても病気などでできない人もいるわけです。
でも生きる上で、やはり逃げてはいけないし
どんなことでもできる努力はあるわけで
とにかくいろいろといい機会をもらったなとは思ってます。

多分日本人学校に行ったら全部日本語ですごく楽だと思いますが
やっぱり中学校の教科は厳しく
しかも日本人学校だときっと細かい指導があると思うので楽だとは思いません。
多分楽したいからする転校だとうまくいかないと思うので
やっぱり今いる環境で頑張って到達したら転校すればいいと思います。

ってことをいろいろ話し合って
嫌いな勉強もやはり人生の職業の選択肢を広げるために必要なのでするべし
と軽く理解したようです。

先ほどの弁護士も、きっと子供の頃苦労して勉強し
弁護士の資格を取って、多分弁護士の仕事も相当なストレスと責任感だと思いますが
それと引き換えにベンツに乗り豪邸に住んでいて
やたら毛並みのいい黒猫を飼っているわけで
苦労したらしただけ得られるものがあるってもんです。

そういえばしまお13歳の担任は
ギムナジウムではほぼトップの成績で医者にも弁護士にもなれたそうですが
患者と話すのが嫌だとか
弁護して戦うのが嫌だということで教師になったそうですが
担任を持つのがつらいということで来年度は担任から外れるそうです。
こういう逃げの心意気。
でもこういう大人を見てどう感じるか、こうして洗いざらい子供に言ってしまうのも
いい事だと思います。
完璧な人はいないですからね♪
むしろ教師こそガツガツやる気のある人よりもこういう弱い感じの方がよかったり?!


しましまも苦労してドイツ語を頑張ってますが
苦労した分(いまだに苦労してますが)やっぱりできるようになって毎日楽しいんで
去年の苦労のおかげで今があると思ってます。

その点しまお13歳はこの1年ろくに宿題もせず
その間しまお11歳は毎日2時間は確実に勉強していたので
365×2時間=800時間くらいのドイツ語力の差ができてしまってるわけで
本当に筋トレと同じで毎日コツコツやるのが大切だなと思いますね。

漠然と学校に行っていてもドイツ語はうまくならないッス。

ただ、しましまはこいつらが小学2年と3年の時から毎週末日本の教科書を使って全教科教えていたこともあり、日本語の学力はばっちり備わってます。
そのおかげで理解度は増していてそれがドイツ語のほかの教科に応用が効いていて
特にしまお13歳はその応用力でドイツ語以外の教科が努力なくしていい点が取れているものと思われます。

ってことで多分来年度は学年が上がるから相当勉強が苦しくなるとは思うけれど
本人は「サッカーをするためにドイツ語を頑張る」という
不思議ではありますが目標や意義ができたので生活態度がガラッと変わりました♪
いつまで続くかわかりませんが見守ります!

で今朝聞いてびっくりしたこと。
しまお13歳の学年、25人程度ずつ3クラスあります。
しまお13歳のクラスは1人は格下学校への転校決定でそれ以外は知らないそうですが
一つのクラスではクラスの半分が転校、
もう一つのクラスでは3人以外が転校という衝撃事実発覚!!

ある意味病人というか障害枠でも進級できたことは奇跡みたいです。
3クラスから2クラスになるんですかねぇ。。。。または1クラス??

ドイツのギムナジウムって恐ろしいッスね。
特にハンブルクでは今年から規定が厳しくなったので
成績も年に二回出るようになったし基準も厳しくなったっぽいです。怖っ。