しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

新潟県三条市の給食で牛乳廃止!

久々にセンセーショナルなニュース。

三条市の給食

三条市と言えば、燕三条(つばめさんじょう)で有名な三条!
新幹線で東京から新潟まで行くとき
燕駅で停まってから数分で新潟駅に着くというその燕だぜ!

何気に新潟には詳しいしましま。

まあ三条と言ったら金物系が有名だけどNE!

ところで、そんな三条市で素晴らしく革新的なことが起こりました。
こういうことでいろいろな変化につながっていくのだと
心底嬉しいしましまです。

何と、学校給食での牛乳が4か月ほど廃止になるそうです。

廃止ということでやっぱり賛否両論あるようで

牛乳を給食に取り入れたい派の意見としては
・カルシウムが無くなると成長が心配
・栄養士がメニューを考えるのが大変
・その他、牛乳屋の利益が減る

こんな感じでしょう。

反対派というか今回牛乳廃止に向かって進んで行った意見としては
・和食に合わない
・そもそもなぜ牛乳を飲まないといけないのか
・汚染物質が危険

でしょう!

ちなみにしましまが牛乳反対派なのは
・牛乳が体質的に合わない人がいる
・小食の場合、牛乳だけで超腹いっぱいになり肝心の給食が食べられない

ただこれだけです♪
200mlって多くないですか?
小柄な小学生の場合200mlは相当きついです。
また、何か食べ物を食べて、水とかお茶ではない飲み物で終了って
そもそもキモくないですか?歯にもよくない気もします。

しましまはいつも小学生中学生の時に
まず牛乳が大嫌いなので早めに飲みおわしてから給食に着手してました。
⇒そして全部食べられないので毎日掃除の時間まで食っていた気が。
⇒当然毎日食いきれないのでわら半紙にこっそり包んで持ち帰っていた気が。


まあ本当のことを言うとしましまは反対派ではありません。
むしろ共存派。

牛乳が異様に体質に合う子もいるし、大好きな子もいるし
異様に合わない子もいるわけですし
牛乳の酪農家のご子息なんかは牛乳を飲むべきだし
汚染物質が気になるから避けたい人は避けるべきだし、
要するに選択制にすればいいじゃんという考え。

しましまが日本にいて自分が幼少時代もつらかったのですが
子供らが幼稚園小学校の時にも特につらかったのが
この「給食というのは牛乳と確実にセット」というアイデアでした。

このおかげで、数軒の園に入園を断られ
小学校でも牛乳だけなしで給食という行為すらアウトローだとみなされ断られ
白か黒かみたいな選択肢しかありませんでした。

当初この給食制度(牛乳込)「なぜここまで牛乳がセットなのか」を調べてみたところ
学校給食法施行規則
完全給食とは、給食内容がパン又は米飯(これらに準ずる小麦粉食品、米加工食品その他の食品を含む。)、ミルク及びおかずである給食をいう。

という規則が存在する為で
要するに牛乳だけ飲みたくないというのはアウトロー
学校から追放されて正解だったわけです。

ただ、どんな規則でも、規則というのは守るためが目的ではなく
人が平和に滞りなく何かの目的を成し遂げるためのものであるから
その規則以上に守るべきものがある場合は、
規則というのは破ってもOKという認識でいます。勝手に。

例えば、超急いでいる時に信号が赤でまわりに車がなくて明らかに安全なときとか。
信号は止まる為のものではなく、車が事故に合わないように規制するためのものだから
車が来なければ無視してOK牧場

ってことで、信号がたとえ青でも危険そうな匂いのする車が来たら
これはむしろ信号の青という意味を無視して停まるべきッスね。

と、勝手に子供にそういう風に教えているしましまです♪
きっと学校の先生とか牛乳賛成派の方々は絶対に信号は誰もいなくても守るタイプだと思います。

規則を守らない人は守れない理由があるぜ。
別に不良だからではなく、そこまでに至る悲しいプロセスがあってこそのアウトローだぜ。


とりあえずこの規則で相当苦しめられたおかげで
「幕内さん」という方を知り、その人の書いた米飯給食系の本を図書館で借りまくり
うっかり講演会も一度出てしまったというしましまですが
この人も一役買っている?みたいですネ。
こんなに力のあるお方だったとは!!

この幕内さんという男性の主張として
給食にパンや牛乳なんていらない。
ご飯とおかずとみそ汁がいいじゃないか!です。

確かに和食は健康的なイメージがありますが
しまおらはその和食がアレルギーなわけで(魚や玄米、ゴマなど)
どっちに転んでもNGという。。。

和食の押しつけもどうかと思いますが
牛乳の押しつけもどうかと思うので、
ここは是非、全員弁当持参または給食の選択制がいいと思います。

しましまなんてコッペパンが給食の日は小躍りしましたね、
なぜならコッペパンならわら半紙に包まずとも
人目を気にしてそのままランドセルへイン!
お手軽に手を汚さずにばれずに残せるわけです。

給食も肉か魚か選べたり、味噌汁や牛乳を飲まない子がいてもOKだったり
白米オンリーの子がいてもいいと思います。

給食法はバランスこそ健康という趣旨ですが、
うちのしまおらは年単位で栄養バランスをとってるぜ!
冬眠ありのクマのようにね!

花粉時期は一切果物を摂らず、
花粉が終わり次第狂ったように果実を食らい(←石原慎太郎っぽい)←狂った果実にかけてます
生の牛乳なんて1滴も飲まずに13年生きてきましたが
現在身長160越えで、血液検査なども何度もしてきてますが
確実にカルシウム不足どころか不足栄養素ゼロです。

そもそも水にもカルシウムは含まれてるくらいなので
色々な食べ物を普通に食べていればカルシウムはとれますし
食べ物も他人が考えたバランスは必ずしも自分に合うものではなくむしろ合わないので
自分の体に合った食べ物を、体に合った量だけ、その日ごとに量も食べたいものも
消化能力も違うわけで、
そういうことを考えていい意味で「適当に」食うのが一番だと思います。
っつーか、「アフリカの難民は困ってるんだから残さず食え」とか
「お百姓さんが汗水流して作った米は特に食え」というセリフ、
だったら、作りすぎて残るくらいの見積もりが甘すぎ!給食自体の総量を減らせ!と言いたいもんです。



牛乳は体にいいとか
和食は体にいいとかはまず万人には当てはまらないので
この三条市の改革みたいなことが日本中に広がって行けばいいなと思います。

ある意味聖域だったところに踏み込めたのは本当にすごいと思います。
いいなぁ三条市
っていうか、いいんだ、規則を変えてしまって!?

ちなみに毛髪検査の仲介をしてますが
ほぼみなさん牛乳に不耐症(アレルギー)の印がつくので
基本的に合わない人が多いのだと思います。
4か月経って三条市がどうなるのか気になります。