しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

ドイツB1Integrationskursとは

ドイツの社会融合講座を取ろうと思ってる方是非ご一読を!!

ドイツで生活するにあたって、日本語でいろいろ検索しても
日本語での情報数がきわめて少なく、
英語で検索してもさらに少なく、
ドイツで生活するには英語だけでOK!というのは大間違いで
ドイツ語が使えないと本当に生活が大変です。

そんな中ドイツ政府がドイツ語ができない在住者に対して提案している
このコース。
Integrationskurs という名前ですが、

日本語だと

インテグラツィオンコース

インテグラツィオンスコース
インテグレーションコース
社会融合講座という名前です。

他のブログにもいろいろ書いてありますが
しましまが詳細をまとめましょう!!

受講時間 600時間(6か月)と12日間
     月から金まで毎日4時間。長期休みは一切ナシ。

  しましまのようにぶっつけでとることも可能ですが
     途中で休むことも可能。(知りませんでした。知ってたら休んでました)

受講内容 200時間でA1のテキスト2冊
     200時間でA2のテキスト2冊
     200時間でB1のテキスト2冊の計6冊を学習
     その後12日間ドイツ語でドイツの歴史とか文化、経済、政治について学習
     

テスト  1.Orientationskursという12日間の学習後、25問のテストアリ
     2.600時間学んだ後の、B1 Telcというテストアリ

テスト内容
     聞き取りテスト、手紙を書くテスト、読み取りテスト、会話テスト
     TelcというテストのA2-B1レベルというテストですが
     B1のレベルに達してないとA2とかA1という評価がくだります。
     B1が取れると合格。A2だと不合格という格付けです。

テストに落ちたら。。。。。
     その学校でタダで300時間もう一度同じコースを受講し再テスト。

さらにそのテストに落ちたら。。。
     「受講しましたよ」という終了証がもらえます。

テストに受かったら何のメリットが?
     ビザの延長可能。仕事をするうえで非常に有利。

金額   1か月120ユーロ、Orientationskursは72ユーロ
     その他テキスト代が毎月14ユーロ。

受講場所 最寄りの語学学校またはVHSという民間の学校で開催。

過酷度  相当過酷。
     英語がものすごくできる人や若い人、時間のある人向け


しましまミニ知識
国際結婚で英語がバリバリできる人や、すでにドイツ語の知識がある人は余裕のコースでしょう!

よくこのコースがくそ簡単だとか余裕だとか書いてあるブログがありますが
それはもともと上記のような方が書いている場合限定です!

しかし
バリバリ日本人家族、
ドイツの会社の従業員に日本人がいない、
家族全員ドイツ語知識皆無、
訳も分からず役所の人に強引に受験を強要された場合、
かなり大変ですが、生活が非常に楽になるのでおすすめの講座です。

しましまの場合、来ていきなりすぐ入学だったのと、
途中で休んでいいというシステムが分からなかったので4か月ぶっ続けで通学しましたが、
結構ハードなコースでした。
1か月取って休みを入れて総復習を繰り返すというやり方が、
日本人にはあっている気がします。

またお母さん向けコースというのも存在し、
お母さんばかりなのでママ友もできやすいメリットがありそうです。
そのコースは、子供が現地校に行っている場合かなり便利で、
現地校の休みに合わせて自分のコースも休みです。
その代り8か月だか1年だかかけてB1というレベルまで学習するため、
長期戦でそれはそれで大変そうですが、
知ってたらこのコースを取ってました。
知らないので若者ばかりのコースで大変でした。


また、先生や生徒によって授業の質が相当違うので
「この先生はやばい!」「このクラスの雰囲気は最低だ!」という場合、
休みを取って別のクラスに乗り換えることも可能。

・・・ってことがドイツ語ができないために知らなかったので
本当に苦労した600時間でした。

このコースは本当に安いしいいコースなので
日本人でドイツにいる方、是非是非おススメです。
役所の対応によっては、駐在員は必要ないですよと言ってくれるらしいですが
しましまの場合、日本から来たのではなく、イギリスから横移動したため
このコースの必要性を激しく強要され、いちおう夫婦で拒否ったものの
結局とることになりました。

日本人駐在員は数年しかいないので全く必要ないですが
もしやる気があるなら7か月で十分可能なコースで生活が楽しくなるので
是非おススメです!!



にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村