ドイツで祝うクリスマスイブ。
なんて素敵な響きだろうと思っていると思うでしょうが
最低です。
日々ポジティブでアクティブなしましまですが
さすがに今日は壊れ家のレディオ、いや、腐ったみかんですよ。
はっきり言ってロンドンの生活があまりによすぎたということもあるのでしょう。
ついついなんでも比べてしまって
いちいちロンドンに軍配が上がってしまうのですが、
3割くらいはドイツの勝ちです。
7割はイギリスの勝ち!
が、このクリスマスイブはどうなんでしょう。
っていうかドイツの人はこれで満足なんでしょうか??といいたい。
ドイツは25と26日がクリスマスでどこの店も閉まるそうです。
そして日曜はどこの店も閉まる、のが当たり前です。
で、今日は24日の月曜日。
土日は雨だったしで家にいたし
明日から2日間どこも開いてないからひきこもるしかないわけで
今日がチャンス。
さあクリスマスマークトでホットドックでも食いながら
ラットハウス(ハンブルグで一番有名な観光スポット。ラットハウス=市庁舎)
に観光に行くぜ!
と家族四人で真っ暗で太陽一切なしのクリスマスイブ外出をしてまいりました。
ちなみにそもそも市庁舎(区役所みたいなもん)がこの町で最大の観光スポットということ自体がまず怪しかったのですが
とりあえず行ったら、閉まってました♪
っていうかしましまが通う学校の近くでびっくりでした。
なんだこの建物がそうだったのか状態!
来年2日に学校が始まったら帰りに寄ってきます。
といいつつハンブルグといえば港町!
港を見に行こうぜということで港に行ったら
まあ汚い船と海です。
とりあえず適度に感動もなくそぞろ歩き
ハンブルグで有名だという由緒あるという古トンネル(1.2キロ)
を地下まで潜ってあるってきましたが
トンネル内も全く娯楽や展示物などなく単なるトンネル。
っつーかトンネルほぼ貸切。
向こう側に出たら何かあると思いきや何もなく
あったのは「ヤンマー」という日系会社オフィスのみです。
そして悪い若者の激しいスプレー落書きと汚い工場の光景が広がるばかり。。。。
そこに出たところでどこにも行けないので
またそのトンネルを歩いて戻ってきました。
一応ハードロックカフェがあり
そこで茶でも飲み休憩したのですが
まずクリスマスマークトはクリスマスイブだっつーのに
どこもかしこも一切閉店、
ショッピング街も2時ジャストに追い出されるように閉店し始め
腹が減ったのでパンでもと思いきや
パン屋もたぶん1時ごろに閉店したのでしょう
とにかくイブにひどい扱いです!
しま家の近所の駅前も今までクリスマスイルミネーションが輝いてましたが
今日は一切ナシ!
みんないったいどこへ?
っていうか逆に12月1日のほうがイブよりも派手ってどういうことだ?
とがっかり&家でみんなで冷凍ピザ食いました。
さらに!
先ほどクリスマスケーキの生クリームを泡立てたのですが
これがまあ泡立たない!
卵のほうが泡立つっつーの!!
そもそも買った時に
脂肪分30%という低すぎる数字に嫌な予感を覚え
(これしか売ってません!)
また製菓コーナーに「生クリーム固め剤」という粉が売ってるのも気になってましたが
30%の水みたいな生クリームは
しましまの5000円高級高速泡だて器最速でも
10分やっても泡立ちません!!
強引に15分くらいやってタンみたいな感じに泡立ったので
強引に塗りました♪
料理用生クリ購入か??とネットで調べたら
やっぱりホイップ用であってるらしく
要するに添加物を入れて泡立てるのがこの国ではスタンダードらしいです。
しかもいちごも売ってなくて
冷凍ラズベリーを冷凍のまま乗せる予定ですが
もういちいち最悪で
あとは現在焼いてるチキンの成功を祈るのみです。
ドイツではあのレーズンが入ったこふき芋みたいな固いパンみたいなのを
クリスマスに食うというのがスタンダードらしいですが
来年はそうしたいもんです。
イチゴも売ってないくらいだし。
しかし添加物なしで一瞬で泡立つイギリスの生クリームは
おいしいし新鮮だし安いし便利だしで
是非イギリス旅行をしたらその辺のスーパーで生クリームを買って
混ぜてもらいたいものです。
感動すること請け合い!
ということでしまファミリーはドイツで撃沈中です。
罰ゲームみたいな日でした♪
嗚呼日本の素敵なクリスマスイブやスジャータの生クリームが買えるのがうらやましい。
なんでドイツ人はこんな30%の生クリームを売ってるんでしょうか?
どういう牛だよ!と思いますが
とりあえずバターがまずいのでまあ納得です。
と毒を吐いてしまいましたが
1年くらいたったらきっとドイツの方法に慣れて失敗もなくなるだろうと思います。
日々精進ですね。