しまファミリー

日本人家族がドイツに駐在した記録!

厳しすぎるドイツ語クラス&現地校

 いやあショックですよ。

といいつつ明日は金曜でラッキー。

何がショックかって、ドイツの教育の厳しさ!!

しましまの通う語学学校。
たかが語学学校、無職の場合無料で通えたり
国に義務でとらされている人が多かったり
もちろん留学生の若者も多いですが、

授業のスピードと内容がハードすぎる!!

しましまはアメリカの大学を出てます。
そう、英語で授業を受けてました。
しっかり卒業してます。
またイギリスにいたので英語は問題なくできます。

がそもそも日本人。
でも真面目だし勉強が嫌いではないタイプ。

こういう大学レベルの頭を持った日本人でさえ
1日に2時間くらい家でも勉強してようやくクラスで中から上位に位置してます。

授業は普通の語学学校みたいに
さあフルーツの名前を楽しみながら覚えましょ!
みたいなノリではなく
宿題を出され、単語を50個ぐらい覚えさせられ
1、2日感覚でテストを受け、できないと屈辱的な言い方をされ
もちろん授業は全部ドイツ語で進められ
説明はドイツ語の文法用語で当然のように説明されます。

ドイツ語で「目的語が男性名詞の場合はこうなります。
はい今覚えたので問題をやって、はい、あなたかから順に発表して!」
なんていう4時間を過ごしてます。

たぶん純日本人だったら絶対にこのクラスは無理だと思います。
英語の知識があってこそまあ大丈夫かなとは思いますが。

といいつつしましまは、なんだかんだ厳しいけど
6か月受けていれば最後のテストに落ちたとしても
出席した認定証はもらえるらしいからいいのかな
なんて思ってました。

しかしそんなの大アマでした!糖尿なみに甘すぎ!!

なんとクラスで一番できない女子が
おとといスタッフに呼び出しを受け昨日欠席、
なんと次のクラスに進めないことになりました。

小さい子供を預けて初級クラスを取って頑張ってますが
やっぱりもともと文法が苦手とか
英語ができない場合、もう完全にお手上げだったようです。

今はもうクラス中で片言のドイツ語で会話し
先生も普通に早口で授業を進めてますが
確かにその人は全く理解できてませんでした。
そしてしましまの宿題を朝一番で丸写しするという・・・・

ということで明日がその人の最後の出席となります。
容赦ない学校。
次はお前だ!といわれないように頑張らないとです。


これが語学学校だけでなく
しまおらのギムナジウムでも普通にありました。
同じクラスの12歳の男子がもうすぐ学校追放になるそうです。
ドイツ語を集中的に教えても理解できない、
英語もさほどできないという理由で。

しまおらは文法が案外得意なのでドイツ語もすいすい入り
英語もよくしゃべるのでセーフですが(今のところ)
しまお11歳が本気でビビッてます。次おれだったらどうしようと。

余談ですがしまおらのギムナジウム
12歳から17歳まで通う学校ですが9歳のしまおも通ってます。

週に2回体育があるのですが、なんと全体での体育で
昨日はドッチボールを選択したら17歳だらけで
9歳なのに頑張ったそうです(笑)

相手も赤ちゃんだからと弱いボールだったのが
意外に強いことが判明したため最後は豪速球とかで激しく当てられまくったそうで
でも「おれ快感だった」とか言ってました。

まあ楽しいことはいいことです。
ただ、9歳なのに同年代の友達がいないのがかわいそうだなと思います。

今日は学校帰りにクラスメートと一緒に初めてアジア食材店に行ったり
洋服屋で試着したり♪
帰宅後は、犬を連れてクリーニング屋に行ってしまだんなのスーツをゲットし
合鍵を作ってみたり(1分以内で仕上がるという早さにびっくり)
携帯電話の1500円分のクーポンを買ってみたり、
全部店内に犬連れ&全部ドイツ語対応です!!

ドイツラブ!!
ドイツに来てちょうど2か月です。

余裕だろ!!全然余裕!!
発音はどうかと思うが聞き取りも会話もできるじゃないですか自分!

なんて思っていたら子供の学校から激しい書類がなんと郵送で届き
一切理解できないのでこれから解読します。